特許
J-GLOBAL ID:200903058843398140

トルクセンサおよびパワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 根本 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-307047
公開番号(公開出願番号):特開平10-132672
出願日: 1996年11月01日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】検知トルクの零点を正確に設定でき、その零点からのトルクの大きさを精度良く検知できるトルクセンサを提供する。【解決手段】第1シャフト71に軸方向移動可能に嵌め合わされる移動体80と、その第1シャフト71に弾性的に同軸中心に相対回転可能に連結される第2シャフト72に取り付けられる位置決め体84との中の一方に、一対のカム面88、89が形成され、他方に、各カム面88、89に弾力により押し付けられる受け部90が設けられる。両カム面88、89は、両シャフト71、72の相対回転位置が基準位置にある時に、移動体80の軸方向一方への移動を阻止できるように受け部90に同時に接する。両シャフト71、72の相対回転時に各カム面88、89は移動体80を軸方向他方に移動させる。両カム面88、89は、両シャフト71、72の軸心を含む平面に関し互いに対称な形状とされる。その移動体80の軸方向移動距離に対応するトルク信号を出力する。
請求項(抜粋):
第1シャフトと、その第1シャフトに弾性的に同軸中心に相対回転可能に連結される第2シャフトと、その第1シャフトに軸方向移動可能に嵌め合わされる移動体と、その第2シャフトに取り付けられる位置決め体とを備え、その移動体と位置決め体の中の一方に、一対のカム面が形成され、その移動体と位置決め体の中の他方に、各カム面に接触可能な受け部が設けられ、その受け部を各カム面に押し付ける弾力を作用させる手段が設けられ、両カム面は、両シャフトの相対回転位置が一定の基準位置にある時に、移動体の軸方向一方への移動を阻止できるように受け部に同時に接することが可能とされ、一方のカム面は、両シャフトの一方向への相対回転時に受け部との接点を変位させることで、移動体を軸方向他方に移動させることができる形状とされ、他方のカム面は、両シャフトの他方向への相対回転時に受け部との接点を変位させることで、移動体を軸方向他方に移動させることができる形状とされ、両シャフトの基準位置からの一方向への相対回転時と他方向への相対回転時とで各相対回転量が等しい場合は、移動体の軸方向移動距離が相等しくなるように、両カム面は両シャフトの軸心を含む平面に関し互いに対称な形状とされ、その移動体の軸方向移動距離に対応するトルク信号を出力する手段が設けられているトルクセンサ。
IPC (4件):
G01L 3/06 ,  B62D 5/06 ,  B62D 5/083 ,  G01D 3/028
FI (4件):
G01L 3/06 ,  B62D 5/06 B ,  B62D 5/083 ,  G01D 3/04 Q
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-102126
  • パワーステアリング装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-078215   出願人:光洋精工株式会社
  • 特開昭62-102126

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