特許

J-GLOBAL ID：200903058850516050

移動無線局通信方式および装置

発明者： 清水 靖浩
出願人/特許権者： 日本電気株式会社
代理人 (1件)： 井出 直孝
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-122853
公開番号（公開出願番号）：特開平6-334588
出願日： 1993年05月25日
公開日（公表日）： 1994年12月02日
要約：

【要約】【目的】 移動無線局間の通信方式において制御上の主従関係の設定なしに送信電力制御を任意の対向局間で行う。【構成】 相手局からの無線信号を受信し信号品質を監視する。この監視結果にしたがって相手局の送信電力の増減情報を算出し、これを相手局に向かう送信情報に付加する。これを受信した相手局は、送信情報に付加された送信電力の増減情報を算出してこれにしたがって送信電力を増減する。自局では、相手局から受信した送信電力の増減情報を抽出して同様に自局の送信電力を増減する。【効果】 不要な電波輻射を低減するとともに消費電力を節約することができる。これにより、電波の利用効率が向上するとともにバッテリセービングできる。

請求項（抜粋）：

入力送信情報により変調された無線信号を空中線から送出する送信部と、相手局から到来する無線信号を空中線から抽出し受信情報として出力する受信部とを備えた移動無線局装置をn台備えた移動無線局通信方式において、このn台の移動無線局装置のそれぞれに、到来した無線信号から相手局の信号品質を監視する手段と、この監視する手段の監視情報から適正な相手局の送信電力を算出し制御情報を生成する手段と、この生成された制御情報を自局から前記相手局に向けた送信信号に付加する手段と、前記相手局から自局に対する送信電力制御情報を抽出する手段と、この自局に対する送信電力制御情報を自局の送信電力制御手段の制御入力とする手段とを備えたことを特徴とする移動無線局通信方式。

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平4-180414
  
• 特開平4-092518
  
• 特開平4-037323
  
• 特開平2-033229