特許
J-GLOBAL ID:200903058851599081

スクロール式流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-250094
公開番号(公開出願番号):特開平8-093674
出願日: 1994年09月19日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 旋回軸受の冷却効率を良くし、旋回軸受等の耐久性の向上を図る。【構成】 旋回スクロール6を旋回スクロール本体7と板状体8とから構成し、板状体8の背面側には、駆動軸3のクランク3Aを旋回軸受13を介して支持するための大径ボス部8Bと、軸受を介して補助クランクを支持するための小径ボス部とを設ける。そして、大径ボス部8Aと小径ボス部のそれぞれの外周側には、全体として放射状に突出する冷却フィン10,10を設ける。このような冷却フィン10,10を設けたことで、大径ボス部8Aと小径ボス部の放熱性を大幅に向上させることができる。従って、遠心ファン19,ダクト21によりケーシング本体1A内に矢示の如く供給される冷却風によって大径ボス部8A,小径ボス部を効率よく冷却でき、大径ボス部8A,小径ボス部のそれぞれの内部に設けられた旋回軸受13,軸受16を効果的に冷却することができる。
請求項(抜粋):
ケーシングと、該ケーシングに固着され鏡板に渦巻状のラップ部が立設された固定スクロールと、基端側が前記ケーシングに回転可能に支持され先端側がケーシング内に位置してクランクとなった駆動軸と、前記ケーシング内に設けられ、鏡板の表面側に前記固定スクロールのラップ部と重なり合う渦巻状のラップ部が立設され、背面側にボス部が設けられた旋回スクロールと、該旋回スクロールを前記駆動軸のクランクに回転自在に支持するため該旋回スクロールのボス部に設けられた旋回軸受とからなるスクロール式流体機械において、前記ケーシングには、該ケーシングの内,外に冷却風を流通させる通気口を設け、前記旋回スクロールのボス部外周側には、該ボス部の径方向に突出しかつ軸方向に板状に延びる複数の冷却フィンを設けたことを特徴とするスクロール式流体機械。
IPC (3件):
F04C 29/04 ,  F04C 18/02 311 ,  F04D 17/08
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-203893
  • 特開平2-130287

前のページに戻る