特許
J-GLOBAL ID:200903058852938980

数値制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-300998
公開番号(公開出願番号):特開2001-117617
出願日: 1999年10月22日
公開日(公表日): 2001年04月27日
要約:
【要約】【課題】 従来の数値制御装置では、曲面を微小な線分で近似すると、加工面の品位が低下するという問題点があったが、本発明では、微小な線分で近似された指令を元にしつつ、加工面の品位を高めることができる数値制御装置を提供する。【解決手段】 分割点群生成手段2が加工プログラム1の指令Mを元に分割点群Dを生成し、平滑点群生成手段3が分割点群Dから平滑点群Sを生成し、復元ベクトル群生成手段4が前記分割点群Dと前記平滑点群Sから復元ベクトル群SDを生成し、復元点生成手段5が前記復元ベクトル群SDから復元点群Rを生成し、補間手段6が復元点群Rを元に補間した形状で加工を行う数値制御装置である。
請求項(抜粋):
加工形状を微小線分で近似した指令点群から成る加工プログラムを元に、補間をして形状加工を行う数値制御装置において、前記加工プログラムの微小線分を、特定の長さの線分に分割し、元の指令点を含む分割点群を生成する分割点群生成手段と、前記分割点群の各々の分割点を順次選択し、各選択した分割点を中心として、当該中心とした分割点と、中心とした分割点の両側に位置するn個ずつの分割点とを合わせた2n+1個の分割点の位置ベクトルの平均を平均位置ベクトルとして求め、当該平均位置ベクトルの終点を、前記中心とした分割点に対応する平滑点として、順次生成する平滑点群生成手段と、各々の平滑点を始点とし、当該平滑点に対応する分割点を終点とした、各平滑点に対応する復元ベクトルを順次生成する復元ベクトル群生成手段と、各々の復元ベクトルを順次選択し、当該選択した復元ベクトルを中心として、当該中心とした復元ベクトルと、中心とした復元ベクトルの両側に位置するm本ずつの復元ベクトルとを合わせた2m+1本の復元ベクトルの平均を平均復元ベクトルとして求め、当該平均復元ベクトルの始点を前記中心にした復元ベクトルの始点に一致するように平行移動し、平行移動後の平均復元ベクトルの終点を復元点として順次生成する復元点群生成手段と、を含み、当該生成した復元点に基づいて補間をして、形状加工を行うことを特徴とする数値制御装置。
Fターム (6件):
5H269AB01 ,  5H269AB37 ,  5H269BB03 ,  5H269BB08 ,  5H269QA05 ,  5H269RB12

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