特許
J-GLOBAL ID:200903058854962233

建物の冷暖房システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 影山 光太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-345365
公開番号(公開出願番号):特開2003-120958
出願日: 2001年10月09日
公開日(公表日): 2003年04月23日
要約:
【要約】【目的】 居住空間に冷暖房用の空気を吹き込んだりすることなく建物全体を効率良く、かつ無理なく冷暖房する。【構成】 外壁内側等に通気用壁5を設けて通気層6を形成する。建物下部に、空気が建物外から建物内にのみ流入する流出入制御手段を持つ床下換気口11を、建物上部に、空気が建物内から建物外へのみ流出する流出入制御手段を持つ屋根換気口12を設ける。土間コンクリート打ち領域13に、冷却及び暖房用の熱媒体供給源に接続された熱媒体管路14を埋設する。冬は、両換気口を閉じて同管路に暖房用熱媒体を供給する。通気層の空気は太陽熱を吸収し、床下空間の空気は熱媒体からの熱を吸収する。暖気は、居住空間外側の建物内を自然循環する。夏には、両換気口を開き、同管路に冷房用熱媒体を供給する。床下換気口から侵入し、熱媒体によって冷却された空気は、建物内を流動して居住空間を冷やし、屋根換気口から外へと流出する。
請求項(抜粋):
建物の外壁内側と屋根下に断熱材より成る通気用壁を設けることにより、外壁あるいは屋根と通気用壁との間に床下空間と小屋空間とを連通させる通気層を形成し、建物の下部に、空気が建物外から建物内に流入するがその逆はなされにくいような空気の流出入制御手段を有する床下換気口を設ける一方、建物の上部に、空気が建物内から建物外へ流出するがその逆はなされにくいような空気の流出入制御手段を有する小屋換気口及び/または棟換気口から成る屋根換気口を設け、床下空間の少なくとも一部の土間コンクリート打ち領域に、冷却用及び暖房用の熱媒体管路を埋設配管し、この熱媒体管路を冷房用及び暖房用の熱媒体供給源に接続し、冬場には、床下換気口と屋根換気口の両換気口を閉じるとともに上記熱媒体管路に暖房用の熱媒体を供給して、各通気層内の空気に壁あるいは屋根などを通じて太陽熱を吸収させるとともに床下空間の空気に熱媒体管路を流れる熱媒体からの熱を吸収させ、これによって昇温した暖気を建物内空間で自然循環させ、夏場には、上記熱媒体管路に冷房用の熱媒体を供給し、風上側の床下換気口の空気流出入制御手段を介して床下空間に侵入した空気を上記熱媒体管路を流れる熱媒体によって冷却し、この冷気を建物内空間で自然循環させるとともに屋根換気口の空気流出入制御手段を介して建物外へと流出させる、ことを特徴とする、建物の冷暖房システム。
IPC (4件):
F24F 5/00 ,  F24F 5/00 101 ,  E04B 1/70 ,  F24F 7/00
FI (5件):
F24F 5/00 K ,  F24F 5/00 Y ,  F24F 5/00 101 B ,  E04B 1/70 B ,  F24F 7/00 Z
Fターム (15件):
2E001DB02 ,  2E001DD12 ,  2E001DD18 ,  2E001FA04 ,  2E001FA06 ,  2E001FA21 ,  2E001ND01 ,  2E001ND13 ,  2E001ND17 ,  2E001ND22 ,  3L056BA02 ,  3L056BA05 ,  3L056BB04 ,  3L056BC02 ,  3L056BC04
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平2-282634
  • 屋外収納庫
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-246762   出願人:積水化学工業株式会社
  • 特開昭63-254335
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