特許
J-GLOBAL ID:200903058858399606

無線中継装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-175548
公開番号(公開出願番号):特開平7-030473
出願日: 1993年07月15日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】 無線信号を中継するときの送信アンテナから受信アンテナへの回り込みを原因とする発振を防止するために、送信信号に小さな周波数オフセットを与えて受信信号に生じる干渉成分を検出する無線中継装置において、バースト的変動波を受信したときに誤って回り込みが大きいと判断することを防止する。【構成】 受信信号を一定の間隔でサンプリングし、連続する二つのサンプルのレベル差が規定値を越えたときには、バースト的変動波を受信したものと判断する。【効果】 バースト的変動波に対する回り込み検出および発振防止制御の誤動作を防止できるので、TDMAその他のディジタル信号の中継に利用することができる。
請求項(抜粋):
無線周波数信号を受信する受信手段と、この受信手段の受信出力を増幅する増幅手段と、この増幅手段の出力を中継信号として無線区間に送信する送信手段と、この送信手段から送信する信号の無線周波数に同一の無線チャネル内で微小な周波数オフセットを与える周波数オフセット手段と、この周波数オフセットによって上記受信手段の受信出力に生じる干渉成分により上記送信手段から送信された信号の上記受信手段への回り込みを検出する検出手段とを備えた無線中継装置において、上記受信手段の受信出力を一定の間隔でサンプリングしてその信号レベルを測定するサンプリング測定手段と、このサンプリング測定手段により測定された連続する二つの信号レベルの間のレベル差があらかじめ定められた値を越えたときにはバースト的変動波を受信したものと判断する判断手段とを備えたことを特徴とする無線中継装置。
IPC (2件):
H04B 7/15 ,  H04B 1/62

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