特許
J-GLOBAL ID:200903058866680225

流体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笠井 美孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-374514
公開番号(公開出願番号):特開2006-183680
出願日: 2004年12月24日
公開日(公表日): 2006年07月13日
要約:
【課題】 液圧吸収機構を構成する可動板の収容スペース内面への打ち当たりに際しての衝撃が軽減されて、かかる打ち当たりに起因する異音等の発生を高度に低減することの出来る、液圧吸収機構を備えた流体封入式防振装置を提供すること。【解決手段】 仕切部材42に形成された収容スペース69に対して、可動板66を、その一方の面に受圧室46の圧力が作用せしめられると共に、他方の面に平衡室48の圧力が作用せしめられるように収容配置して、受圧室46と平衡室48との相対的な圧力変動による可動板66の変位方向が複数方向となるようにすることにより、かかる可動板66の変位方向を示すベクトルが相互に打ち消しあう方向となるようにした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
壁部の一部が本体ゴム弾性体で構成されて振動入力時に圧力変動が生ぜしめられる受圧室を形成すると共に、壁部の一部が可撓性ゴム膜によって構成されて容積変化が許容される平衡室を形成して、それら受圧室と平衡室を相互に連通するオリフィス通路を設ける一方、所定量だけ変位可能に可動板を配して、該可動板の一方の面に該受圧室の圧力が作用せしめられると共に該可動板の他方の面に該平衡室の圧力が作用せしめられるようにして、該受圧室と該平衡室との相対的な圧力差による該可動板の変位によって該可動板が当接せしめられる当接部材を該可動板の変位方向の少なくとも一方に設けた流体封入式防振装置において、 前記受圧室と前記平衡室との相対的な圧力差による前記可動板の変位方向が複数方向となるようにして、該可動板の変位方向を表すベクトルが相互にキャンセルし合う向きとなるようにしたことを特徴とする流体封入式防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/18 ,  B60K 5/12
FI (2件):
F16F13/00 620R ,  B60K5/12 F
Fターム (9件):
3D035CA05 ,  3J047AA03 ,  3J047AB01 ,  3J047CA04 ,  3J047CB03 ,  3J047CB08 ,  3J047CC02 ,  3J047DA01 ,  3J047FA02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 実公平4-33478号公報

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