特許
J-GLOBAL ID:200903058877912675

微生物中に遺伝物質を導入する方法およびその方法によってえられる形質転換体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝日奈 宗太 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-501974
公開番号(公開出願番号):特表平10-503643
出願日: 1995年06月16日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】微生物の中へ核酸を導入する方法および前記方法により形質転換される微生物。微生物に新たな遺伝情報を与えるために微生物を形質転換するための既知の方法は応用性が制限されていた。いくつかの微生物は既知の技術により形質転換またはトランスフェクトさせることが困難である。これらの微生物はリカルシトラントと称される。いくつかの乳酸菌、とくにラクトバチルスおよびビフィドバクテリウム属の種は既知の技術により形質転換することが困難である。本発明は、形質転換工程においてまたはその前に、微生物を制限された自己消化に付することによりこの問題を解決する。前記制限された自己消化は、微生物を、浸透安定剤を含む低モル濃度のエレクトロポレーション緩衝液中、一般的にはpH4〜8のあいだ、37°C未満の温度、たとえば0°C〜10°Cのあいだなどでインキュベートすることにより行なわれる。本発明は、微生物を形質転換するプラスミドを選択する基準および形質転換のために適切なプラスミドを提供する。また形質転換される微生物の応用も開示する。
請求項(抜粋):
核酸を微生物に導入する方法であって、 微生物の制限された自己消化を誘発して微生物の細胞壁の核酸に対する透過性を改善し、該微生物を該核酸と直接的にまたは間接的に接触させて該微生物を形質転換させ、ついでそのえられた形質転換体を培養することからなる方法。
IPC (6件):
C12N 15/09 ,  A23C 9/12 ,  C12N 1/21 ,  C12R 1:23 ,  C12R 1:225 ,  C12R 1:01
FI (3件):
C12N 15/00 A ,  A23C 9/12 ,  C12N 1/21
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-107192
  • 特開平2-107192

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