特許
J-GLOBAL ID:200903058879347053

自動車用防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔦田 璋子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-168950
公開番号(公開出願番号):特開平11-013825
出願日: 1997年06月25日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】 初期荷重に対して柔らかいバネ特性を得ながらゴム部材のセンタリングを行なうことができる自動車用防振装置を提供する。【解決手段】 車体14の開口部16の上下に環状のゴム部材18,20を配し、その上下にストッパ22,24を配するとともに中空部にスリーブ26を挿入し、スリーブ26に受入れられたロッド12の先端にナット28を配して軸方向に締付けることにより、ストッパ22,24間にゴム部材18,20を予圧縮状態に保持してなる防振装置10において、上下のゴム部材18,20に対してスリーブ26を圧入状態に装着することにより、上側のゴム部材18の外周を拘束するのみで双方のゴム部材18,20を車体14に対してセンタリングし、下側のゴム部材20の外周に空間部34を確保して初期荷重に対する柔らかいバネ特性を得る。
請求項(抜粋):
自動車の車体側とサスペンション側を弾力的に結合するための防振装置であって、車体側部材にはサスペンション側のロッドが貫通する開口部が上下方向に開口して設けられており、該車体側部材の上下に相対させて一対の環状のゴム部材が前記開口部と同軸的に配され、上側のゴム部材の上面と下側のゴム部材の下面にそれぞれストッパが配され、前記ロッドを受入れるスリーブが上下の前記ゴム部材の中空部に挿入され、前記スリーブに受入れられた前記ロッドの先端に締結部材が配され、この締結部材の軸方向への締付けにより、一対の前記ストッパ間に一対の前記ゴム部材が予圧縮状態に保持されてなる自動車用防振装置において、前記一対のゴム部材に対して前記スリーブが圧入状態に装着されており、一方のゴム部材についてはその外周が車体側部材により全周にわたって拘束され、他方のゴム部材についてはその外周に車体側部材との間で全周にわたって空間部が確保された、ことを特徴とする自動車用防振装置。
IPC (5件):
F16F 9/54 ,  B60G 7/02 ,  B60G 13/08 ,  F16F 1/37 ,  F16F 15/08
FI (5件):
F16F 9/54 ,  B60G 7/02 ,  B60G 13/08 ,  F16F 1/37 E ,  F16F 15/08 U
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 自動車のための振動ダンパ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-341463   出願人:フィヒテル・ウント・ザックス・アクチエンゲゼルシャフト, ボーゲ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
  • ストラットマウント構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-088474   出願人:株式会社ブリヂストン

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