特許
J-GLOBAL ID:200903058887090720

二波共用スリーブアンテナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-251741
公開番号(公開出願番号):特開平7-106840
出願日: 1993年10月07日
公開日(公表日): 1995年04月21日
要約:
【要約】【目的】小型で、良好なVSWR特性を有する二波共用スリーブアンテナを提供。【構成】直線状に配した給電用同軸ケーブル10に対し第1スリーブ21〜第3スリーブ23からなるアンテナ素子20を同心的に嵌込み電気的な接続を図った。第1スリーブ21は基端側大径部の基端に開放端21a を有し先端側小径部の先端に前記ケーブル外部導体11に接続される閉塞端21b を有する。第2スリーブ22は第1スリーブ21より短く、筒体の基端に開放端22a を有し筒体の先端に第1スリーブ21の小径部外周に接続される閉塞端22b を有する。第3スリーブ23は筒体先端に開放端23a を有し筒体基端に第1スリーブ21,第2スリーブ22の各閉塞端に対して第1,第2のギャップG1,G2 を隔てて対向する如く配置され且つ前記ケーブル10の中心導体11に接続される閉塞端23b を有する。第1スリーブ21の大径部内径d21と第2,第3スリーブの内径d22,d23 とは同一径に設定される事が好ましい。
請求項(抜粋):
直線状に配置され先端部位が中心導体のみとされた給電用同軸ケーブルと、この給電用同軸ケーブルに対し同心的に嵌め込まれかつ電気的な接続がはかられたスリーブアンテナ素子とを具備し、前記スリーブアンテナ素子は、先端側に小径部が形成され基端側に漸次大径化された大径部が形成された円筒状の導電性筒体からなり、前記給電用同軸ケーブルの外部導体の外周に所定間隙を隔てて同軸的に嵌め込まれ、上記大径部の基端に開放端を有し、上記小径部の先端に前記給電用同軸ケーブルの外部導体に接続される閉塞端を有する第1スリーブと、この第1スリーブより短尺な円筒状の導電性筒体からなり、上記第1スリーブの小径部の外周に所定間隙を隔てて同軸的に嵌め込まれ、上記筒体の基端に開放端を有し、上記筒体の先端に前記第1スリーブの小径部の外周に接続される閉塞端を有する第2スリーブと、円筒状の導電性筒体からなり、前記給電用同軸ケーブルの中心導体の外周に所定間隙を隔てて同軸的に嵌め込まれ、上記筒体の先端に開放端を有し、上記筒体の基端に上記第1スリーブの閉塞端に対しては第1のギャップを隔てて対向し、前記第2スリーブの閉塞端に対しては、上記第1のギャップより大きな第2のギャップを隔てて対向する如く配置され、かつ上記給電用同軸ケーブルの中心導体に接続される閉塞端を有する第3スリーブと、で形成されていることを特徴とする二波共用スリーブアンテナ。
IPC (2件):
H01Q 5/01 ,  H01Q 9/18
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-252203
  • 特開平3-252203

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