特許

J-GLOBAL ID：200903058889994448

歯車機器の潤滑構造

発明者： 国枝 幸則 ,  坂本 茂長
出願人/特許権者： 日産自動車株式会社
代理人 (1件)： 杉村 暁秀 (外7名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-333395
公開番号（公開出願番号）：特開平9-177948
出願日： 1995年12月21日
公開日（公表日）： 1997年07月11日
要約：

【要約】【課題】 オイルポンプを持たない歯車機器を、掻き上げオイルによって、オイルポンプと同様の強制潤滑が行えるよう構成する。【解決手段】 有段変速機内に、オイル中に浸ったカウンタギアGc5を被い、更に、カウンタギアGc5の回転方向進み側端部にチューブ2を接続したガイド1を設けたことで、攪拌による圧力で強制噴射した掻き上げオイルを、チューブ2を介してドライブギア組に供給する。従って、オイルポンプと同様に、掻き上げオイルを全て利用し、配置高さの高い潤滑要求部にも潤滑オイルを供給でき、また、有段変速機が傾いてもオイルが不足しない。

請求項（抜粋）：

ケース内に歯車機構を収納して具え、前記ケース内のオイル中に浸った回転部材による該オイルの掻き上げで前記歯車機構を潤滑するようにした歯車機器において、前記オイル中に浸った回転部材の外周部を被う断面コの字のガイドを設け、更に、該ガイドの端部のうち、前記回転部材の回転方向進み側端部に導管を接続して設けて、該導管を潤滑要求部に指向するよう延在させたことを特徴とする歯車機器の潤滑構造。

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開昭50-149863
  
• 特開昭6-221411
  
• 特開昭50-149863
  
• 特開昭6-221411