特許
J-GLOBAL ID:200903058890926839

回転体の質量心出し装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲岡 耕作 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-297122
公開番号(公開出願番号):特開2000-121479
出願日: 1998年10月19日
公開日(公表日): 2000年04月28日
要約:
【要約】【課題】 クランクシャフトなどの回転体の生産性を向上させるとともに、これまでよりも心出しのための計測精度を向上させることができ、しかも保守、点検が容易で保全性にもすぐれた、新規な回転体の質量心出し装置を提供する。【解決手段】 回転体(クランクシャフトCs)の心出しをするための計測と、その端面への、心出し用のセンタ穴加工とを、それぞれ別の、計測ステーション1と加工ステーション2とで行うようにした。
請求項(抜粋):
(1) 心出しする回転体を、ばねによって基台上に支持された振動枠上で回転する回転体把持円盤によって、一定の把持角度で把持、固体した状態で、回転体把持円盤ごと回転させて、その際に発生する振動を計測して、回転体の、回転軸と慣性主軸とのずれの状態を求める計測ステーションと、(2) 上記計測ステーションによる計測が完了した回転体の把持位置を、その軸線と直交する方向に、計測ステーションでの計測結果に基づいて微調整しつつ、当該回転体を、回転体把持円盤と同じ把持角度で把持、固定する機能を有する固定手段によって把持、固定した状態で、回転体の端面の、上記計測ステーションによる計測結果から求めた慣性中心、またはその近傍の所定の位置に、加工基準となる心出し用のセンタ穴を形成する加工ステーションと、(3) 上記両ステーションの動作を制御するとともに、計測ステーションでの計測結果に基づいて、加工ステーションの固定手段における回転体の把持位置を、軸線と直交する方向に微調整させる機能を有する制御手段と、を備えることを特徴とする回転体の質量心出し装置。
IPC (4件):
G01M 1/38 ,  B23Q 3/18 ,  B23Q 17/00 ,  G01M 1/26
FI (4件):
G01M 1/38 ,  B23Q 3/18 C ,  B23Q 17/00 H ,  G01M 1/26
Fターム (4件):
2G021AB03 ,  2G021AG01 ,  2G021AK10 ,  3C016HB13
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭63-131040
  • 特開昭64-000434
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-131040
  • 特開昭64-000434

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