特許
J-GLOBAL ID:200903058899255880

窒素含有焼結硬質合金

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内田 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-324603
公開番号(公開出願番号):特開平8-176720
出願日: 1994年12月27日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】高価な被覆超硬合金しか使用できなかった厳しい熱衝撃性を受ける条件下での加工においても、表面被覆を施すことなく高い信頼性を持って使用可能な切削工具用窒素含有焼結硬質合金を提供する。【構成】Tiと周期律表の4a、5a、6a族から選ばれた遷移金属の炭化物、窒化物、炭窒化物あるいはこれらの複合炭窒化物からなる硬質相が75〜95Wt%で、Ni及びCo等の結合相が5〜25Wt%であり、X線回折測定でB1構造のピークが2種類検出される窒素含有硬質合金で、X線回折測定における回折角の高角側に検出される強度の小さいピークの強度をIS 、回折角の低角側に検出される強度の大きいピークの強度をIL とし、合金表面部でのIS /IL で表されるピーク強度比をIH 、合金の1mm以上内部でのIS /IL のピーク強度比をINとしたときのIH /IN が0.5以上3.0以下である窒素含有焼結硬質合金。
請求項(抜粋):
Tiと、周期律表の4a、5a、6a族から選ばれたTiを除く少なくとも1種の遷移金属の炭化物、窒化物、炭窒化物あるいはこれらの複合炭窒化物の少なくとも1種以上からなる硬質相が75〜95重量%で、Ni及びCo並びに不可避不純物を含む結合相が5〜25重量%であり、X線回折測定でB1構造のピークが2種類検出される窒素含有焼結硬質合金において、X線回折測定における2つのB1構造の同一回折面からのピークにおいて、回折角の高角側に検出される強度の小さいピークの強度をIS 、回折角の低角側に検出される強度の大きいピークの強度をIL とし、合金表面部でのIS /IL で表されるピーク強度比をIH 、合金の1mm以上内部でのIS /IL で表されるピーク強度比をIN としたときのIH /IN が、0.5以上3.0以下である事を特徴とする窒素含有焼結硬質合金。
IPC (6件):
C22C 29/00 ,  B23P 15/28 ,  C22C 1/05 ,  C22C 29/02 ,  C22C 29/10 ,  B23B 27/14

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