特許
J-GLOBAL ID:200903058909134009

管端防食メカニカル継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-014447
公開番号(公開出願番号):特開平7-224980
出願日: 1994年02月08日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】【目的】 呼び径が1/2〜2Bの小口径の管体を管端防食メカニカル継手で結合する。管端防食メカニカル継手を、配管システム施工現場で組み立てて用いることも、差込み継手としても用いることもできるようにする。【構成】 継手本体10の平行ねじ13と押輪40の平行ねじ47とをねじ合わせて締め付ける。抜止めリング50、リテーナ60、第1パッキン70を押輪40に収容して保持可能である。管体100Aと結合すると、管体100Aの端面101Aはシール材29と第1パッキン70と管端コア20とで囲まれた密閉空間に位置する。
請求項(抜粋):
平行ねじを有し端面に第1座面が設けられた継手本体と、管体の端部に内嵌合可能な筒状の本体部とこの本体部に設けられて管体の外周直径よりも径大で上記本体部の突出方向に位置する面の所定箇所にパッキン座面が設けられこのパッキン座面の反対側面の所定箇所に上記第1座面に対向される第2座面が設けられた鍔部とを有する管端コアと、管端コアの本体部の外周の所定箇所に保持されて管体と管体の端部に内嵌合された上記本体部との間の隙間を塞ぐ弾力性を備えたシール材と、管端コアの鍔部よりも径大な円筒状のコア包囲面、コア包囲面よりも径小なパッキン押圧面、先窄まりテーパ面がこの順に軸方向に並べて形成され、コア包囲面とパッキン押圧面との間に上記管端コアの鍔部の外周部に軸方向で係合可能な段付状の第1押圧部が形成され、パッキン押圧面と先窄まりテーパ面との間に段付状の第2押圧部が形成されていると共に、上記継手本体の平行ねじに対してねじ合わせ可能な平行ねじを有する筒状部を備えかつ管体の端部に外嵌合可能な押輪と、押輪のパッキン押圧面で囲まれる空間に保持可能で、管体の端部に外嵌合された押輪のパッキン押圧面と管体とにより挾圧される弾力性を備えた第1パッキンと、押輪の先窄まりテーパ面で囲まれる空間に保持可能で、管体の端部に外嵌合された押輪の先窄まりテーパ面と管体との間に介在され、かつ先窄まりテーパ面の最径小部よりも径大な外周直径を有する縮径可能な抜止めリングと、第1パッキンと抜止めリングとの間に介在されて外周部が上記第2押圧部に軸方向で係合可能なリング状のリテーナと、継手本体の第1座面と管端コアの第2座面との間に介在される第2パッキンと、を備え、押輪の平行ねじを継手本体の平行ねじに締め付けるのに伴って第2押圧部がリテーナを軸方向に押したときに、そのリテーナにより管端コアの鍔部のパッキン座面に押し付けられた第1パッキンが所定量だけ軸方向に圧縮されたときに押輪の第1押圧部が管端コアの鍔部を軸方向に押し始めるようにリテーナと第1パッキンとの総軸長が定められていることを特徴とする管端防食メカニカル継手。
IPC (3件):
F16L 21/08 ,  F16L 19/03 ,  F16L 58/18

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