特許
J-GLOBAL ID:200903058909538800

フロー制御方法およびそれを実行する通信要素

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-189727
公開番号(公開出願番号):特開平10-032588
出願日: 1996年07月18日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 ABRサービスを収容するATM通信網において、セルの廃棄を少なくすることができ、かつ通信路の帯域を無駄なく効率的に割り当てることのできるフロー制御方法を提供することである。【解決手段】 通信要素100は、検出部101、制限レート算出部102、設定部103、キュー104、VCテーブル105、測定期間観測部106で構成され、検出部101と、VCテーブル105と、制限レート算出部102とで、アクティブVC数を管理し、アクティブVC数が前回アクティブ数を越えたことを検出すると、即刻、制限レート値を計算し、設定部103は、この制限レート値を、ERマーキングの手法に従って、後方RMセルのERフィールドに設定する。
請求項(抜粋):
ABR(アベイラブル・ビット・レート)サービスカテゴリを使用して固定長のセルの形式で情報を転送するVC(仮想チャネル)を収容するATM(アシンクロナス・トランスファ・モード)通信網において、ABRサービスカテゴリのVCに対して、入力されたセルの測定結果に基づいて制限レート値を計算し、計算した制限レート値をRM(リソース・マネージメント)セルのER(イクスプリシット・セル・レート)フィールドに設定(ERマーキング)してフロー制御を行う、ER設定のフロー制御方法であって、ある任意の測定期間ごとに繰り返して実行され、送出元から到着するセルに基づいて該当するVCのアクティブ状態を判定し、当該判定結果に基づいてアクティブVC数を測定する第1のステップと、前記測定期間中において実行され、測定中のアクティブVC数が前回のアクティブVC数を越えたことを検出したとき、目標となる出力レートを測定中のアクティブVC数で割って制限レート値を算出する第2のステップと、前記測定期間を終了するごとに実行され、目標となる出力レートを測定したアクティブVC数で割って制限レート値を算出し、測定したアクティブVC数を前回のアクティブVC数として保持する第3のステップと、前記第2または第3のステップで算出された制限レート値を、ERマーキングの手法に従って、後方RMセルのERフィールドに設定する第4のステップとを備える、フロー制御方法。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (2件):
H04L 11/20 G ,  H04Q 3/00

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