特許
J-GLOBAL ID:200903058915765444

マグネシウムの電解精製装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-065349
公開番号(公開出願番号):特開平5-271976
出願日: 1992年03月23日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】 Mgまたはその合金の屑を精製して高純度のMgを得る電解精製装置および方法を提供する。【構成】 電解槽内に錫、鉛、銅のいずれかとMgを主成分とする合金溶湯を下層にし、その上にアルカリ金属、アルカリ土類金属のハロゲン化物よりなる溶融塩層を、その上に電解精製されたMg融液層を浮遊させるように構成され、かつ合金溶湯または粗Mgの供給口と精製Mgの採取口を備えた槽を複数段重ね、最下段の電解槽の合金溶湯を陽極とし、最上段の電解槽の溶融塩層もしくは浮遊マグネシウム層に接して陰極を設けてなることを特徴とするMgの電解精製装置およびこの装置を用いて各段から精製Mgを得る方法。【効果】 Mg精製の電力原単位の大幅な節約、電源容量および導電材料の設備費用の節減および設置面積の圧縮の三つの効果が得られる。
請求項(抜粋):
槽内にマグネシウムと錫、鉛または銅の少なくとも1種を主成分とする合金溶湯を下層にし、その上にアルカリ金属およびアルカリ土類金属のハロゲン化物よりなる溶融塩層、この溶融塩層の上に電解精製されたマグネシウム融液層を浮遊させるように構成され、かつ合金溶湯または粗マグネシウムの供給口と精製マグネシウムの採取口を備えた電解槽を複数段重ね、最下段の電解槽の合金溶湯を陽極とし、最上段の電解槽の溶融塩層もしくは浮遊マグネシウム層に接して陰極を設けてなることを特徴とするマグネシウムの電解精製装置。

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