特許
J-GLOBAL ID:200903058920125330
新規ペプチド
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
五十部 穣
, 松尾 まゆみ
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-038941
公開番号(公開出願番号):特開2007-217330
出願日: 2006年02月16日
公開日(公表日): 2007年08月30日
要約:
【課題】FRET活性を有する新規なペプチド、およびその用途の提供。【解決手段】特定なアミノ酸配列を含有し、かつ片端にエネルギー供与体構造、もう片端にエネルギー受容体構造が一分子内に結合している、FRET(Fluorescent Resonance Energy Transfer;蛍光共鳴エネルギー転移)活性を有するペプチド、および前記ペプチドを用いた、アミロイドβオリゴマー化阻害剤のスクリーニング方法の提供。アルツハイマー病の治療または予防薬の候補物質を効率良く同定することができる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
アミノ酸配列a-b-c:
〔ここでaおよびcは、
(1)K-L-V-F-F-X-X(配列番号:1)、X-K-L-V-F-F-X(配列番号:2)、X-X-K-L-V-F-F(配列番号:3)、およびこれらの配列においてK-L-V-F-F(配列番号:4)部分がF-F-V-L-K(配列番号:5)となったもの、から選択されるいずれかの組み合わせ、
(2)K-L-V-F-F(配列番号:4)、L-V-F-F-X(配列番号:6)およびこれらの配列においてL-V-F-F(配列番号:7)部分がF-F-V-L(配列番号:8)となったもの、から選択されるいずれかの組み合わせ、または
(3)前記(1)または(2)のアミノ酸配列中、aにおけるL-V-F-F(配列番号:7)またはF-F-V-L(配列番号:8)のいずれか1アミノ酸、および/またはcにおけるL-V-F-F(配列番号:7)またはF-F-V-L(配列番号:8)のいずれか1アミノ酸がA(アラニン残基)に置換されたものの組み合わせからなり、
(ここでXは如何なるアミノ酸であっても良い)、
bはY-N-G-K(配列番号:9)またはそれに類似するペプチドミミックな化合物である。〕
を含有し、かつ片端にエネルギー供与体構造、もう片端にエネルギー受容体構造が結合している、FRET(Fluorescent Resonance Energy Transfer)活性を有するペプチド。
IPC (3件):
C07K 2/00
, G01N 33/50
, G01N 33/15
FI (3件):
C07K2/00
, G01N33/50 Z
, G01N33/15 Z
Fターム (12件):
2G045AA34
, 2G045DA36
, 2G045FB12
, 2G045GC15
, 4H045AA10
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA10
, 4H045BA50
, 4H045DA55
, 4H045EA20
, 4H045FA10
引用特許:
審査官引用 (4件)
-
蛍光アミロイドAβペプチドとその使用
公報種別:公表公報
出願番号:特願2000-509432
出願人:ザ・レジェンツ・オブ・ザ・ユニバーシティー・オブ・カリフォルニア
-
β鎖会合を防止するためのN置換Dアミノ酸を含むペプチド
公報種別:公表公報
出願番号:特願2001-512557
出願人:ストット,ケルビン
-
β-アミロイドタンパク質会合阻害剤
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-065451
出願人:独立行政法人産業技術総合研究所
引用文献:
審査官引用 (3件)
-
Biophys. Chem., 2005(online), Vol.120, p.55-61
-
Biochem. J., 2002, Vol.366, p.343-351
-
J. Biol. Chem., 1997, Vol.272, No.19, p.12601-12605
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