特許
J-GLOBAL ID:200903058923519860

内燃機関の排気系の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-251140
公開番号(公開出願番号):特開平11-093740
出願日: 1997年09月16日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】触媒装置を含む内燃機関の排気系の空燃比を制御する場合に、触媒装置を含む排気系に存する無駄時間の影響を排除するための処理をコンピュータ処理に適した簡素な処理で行うことができ、さらには、制御を安定して高精度で行うことができる内燃機関の排気系の空燃比制御装置を提供する。【解決手段】対象排気系Eを応答遅れ要素と無駄時間要素とを含めて離散系でモデル化し、その離散系モデルを用いて、触媒装置3の上流側の空燃比センサ5の出力KACTのデータ及び触媒装置3の下流側のO2 センサの出力VO2/OUT のデータから対象排気系Eに存する無駄時間後のO2 センサの出力VO2/OUT を推定する。O2 センサの出力VO2/OUT の推定値を所定の目標値VO2/TARGETに収束させるようにスライディングモード制御等を用いて触媒装置3に進入する排ガスの空燃比を制御する。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気系に設けられた触媒装置の下流側に該触媒装置を通過した前記内燃機関の排ガス中の特定成分の濃度を検出すべく設けられた第1の排ガスセンサを備え、前記第1の排ガスセンサの出力が所定の目標値になるように前記触媒装置に進入する前記内燃機関の排ガスの空燃比を制御する内燃機関の排気系の空燃比制御装置において、前記触媒装置の上流側に該触媒装置に進入する前記内燃機関の排ガスの空燃比を検出すべく設けられた第2の排ガスセンサと、該第2の排ガスセンサから前記第1の排ガスセンサまでの前記触媒装置を含む排気系を対象として該対象排気系の応答遅れに係わる要素と該対象排気系が有する無駄時間に係わる要素とを含めて該対象排気系を離散系でモデル化して成る離散系モデルにおいて、前記第1の排ガスセンサ及び第2の排ガスセンサの出力のそれぞれを示すデータに基づき前記無駄時間後の該第1の排ガスセンサの出力の推定値を示すデータを生成する推定手段と、該推定手段により生成されたデータにより示される前記無駄時間後の該第1の排ガスセンサの出力の推定値に基づいて前記触媒装置に進入する前記内燃機関の排ガスの空燃比を規定する操作量を決定する空燃比操作量決定手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の排気系の空燃比制御装置。
IPC (6件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 45/00 368 ,  G05B 13/00 ,  G05B 13/02 ,  G05B 21/02
FI (6件):
F02D 41/14 310 F ,  F02D 41/14 310 L ,  F02D 45/00 368 G ,  G05B 13/00 A ,  G05B 13/02 D ,  G05B 21/02 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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