特許
J-GLOBAL ID:200903058925452649

ロータのコイル成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-297920
公開番号(公開出願番号):特開平8-140318
出願日: 1994年11月07日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 ロータのコイル成形に於ける部品コストの低廉化及び製造工程の簡略化を向上する。【構成】 コイル8をコア4に巻回されたロータ3をセットする金型の型面1a・2aの内周面を、コア4の外周面との間に隙間sを設けるように形成し、金型の上側コマ1のコア4の軸線方向一方の端部側に設けた注入口6から樹脂材を注入する。注入に伴って、先ず隙間sに樹脂材が充填されるため、外周側からコアスロット内に向けて樹脂材が流入する。その樹脂材の流入及び樹脂圧によりコアスロットの底部に向けてコイルが押し込まれ、充填後に樹脂材が硬化することにより、コアスロット内に押し込まれた状態でコイルが固定される。【効果】 ウェッジを用いることなく、コイルのコアスロットからのはみ出しを防止でき、部品コストの低廉化及び製造工程の簡略化を達成し得る。
請求項(抜粋):
モータのロータのコアに巻回されるコイルを成形するためのロータのコイル成形方法であって、前記コイルを巻回された状態の前記ロータを前記コアの外周面との間に隙間を有するように型面を形成された金型にセットし、樹脂材を前記コアの軸線方向一方の端部側から他方の端部側に至る向きに流すように前記金型に設けられた注入口から前記金型内に注入することにより、前記隙間を充填してからコアスロット内に流入する樹脂材により前記コイルを前記コアスロット内に押し込み、前記コアスロット内に充填された樹脂材を硬化させて前記コイルを前記押し込まれた状態に固定することを特徴とするロータのコイル成形方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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