特許
J-GLOBAL ID:200903058927336565

電圧増幅回路装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-245215
公開番号(公開出願番号):特開平5-063471
出願日: 1991年08月30日
公開日(公表日): 1993年03月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 利得制御に際して出力中心電位が変化しない安定した電圧増幅回路を提供する。【構成】 トランジスタ5,6および電流源10が差動増幅部7を構成する。トランジスタ1,2および3,4はそれぞれ差動対を構成する。出力端子15,16の中心電位は、直流電源回路50の電圧から抵抗器R3の電圧、トランジスタ8Aのベース・エミッタ間電圧、抵抗器R1またはR2の電圧を引いた電圧の中心電位である。R3の中心電流は、トランジスタ1のコレクタ中心電流と4のコレクタ中心電流の和となっている。トランジスタ2,3のコレクタ中心電流と1,4のコレクタ中心電流は、共にそれぞれ等しいので、R1,R2を等しくし、R3をR1、またはR2の半分にすると、トランジスタ8Aのベース・エミッタ間電圧が、一定の条件のもとで制御端子11,12の電圧を変化しても、電流源10の電流値が一定であれば、出力端子15,16の中心電位は一定となる。
請求項(抜粋):
一方の差動対を構成するトランジスタ1,2と,他方の差動対を構成するトランジスタ3,4と,これらの各トランスタ1〜4の駆動源たる直流電源回路50とを有し、前記一方の差動対を構成するトランジスタ1,2の出力を入力するトランジスタ5と,前記他方の差動対を構成するトランジスタ3,4の出力を入力するトランジスタ6と,この各トランジスタ5,6の出力側に装備された共通の電流源10とを含んで成る差動増幅部7を備え、前記トランジスタ2と直流電源回路50との間,および前記トランジスタ3と直流電源回路50との間に,それぞれ所定の抵抗器R1又はR2を介装すると共に,該トランジスタ2,3のコレクタ端子をそれぞれ一方と他方の出力端15,16とし、前記トランジスタ1,4の各ベースを共通接続してこれを一方の制御端子11とすると共に,前記トランジスタ2,3の各ベースを共通接続してこれを他方の制御端子12とし、前記トランジスタ5,6の各ベースを一方と他方の各入力端13,14として成る電圧増幅回路装置において、前記差動対と直流電源回路50との間に、利得制御回路を装備したことを特徴とする電圧増幅回路装置。

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