特許
J-GLOBAL ID:200903058929216907

サーモスタットの診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-370002
公開番号(公開出願番号):特開2002-174121
出願日: 2000年12月05日
公開日(公表日): 2002年06月21日
要約:
【要約】【課題】 逐次変化する冷却媒体の温度について、エンジンの燃焼状態の変化に緻密に対応した推定温度を求め、センサ等の機器により検出される温度と比較することにより、サーモスタットの異常の有無を正確に診断することのできるサーモスタットの診断装置を提供する。【解決手段】 電子制御装置51は、エンジン1の始動後、機関燃焼中には、過去に推定した冷却媒体の温度(冷却水温)と、エンジン1の運転状態等に基づいて新たに推定した冷却水温とを平均化処理(なまし処理)することにより最新の冷却温度を推定する一方、燃料カットが実施されている場合には、なまし処理を行うことなく、過去に推定した冷却水温に所定の加算量を加えて最新の冷却水温を推定算出する。また、こうして推定された冷却水温と、水温センサ41により実測された冷却水温とを比較し、サーモスタット16に異常が生じているか否かを診断する。
請求項(抜粋):
エンジンとラジエータとの間で冷却媒体を循環させる通路を前記冷却媒体の温度に応じて開閉するサーモスタットについて、その異常を検出するサーモスタットの診断装置において、前記冷却媒体の温度を検出する温度検出手段と、前記冷却媒体の温度を推定する温度推定手段であって、前記エンジンの発熱量が所定量を上回っている場合には、過去に推定した前記冷却媒体の温度と前記エンジンの運転状態に基づいて新たに推定した前記冷却媒体の温度とを平均化処理することによって最新の温度を推定する一方、前記エンジンの発熱量が前記所定量以下である場合には、前記平均化処理を行わずに最新の温度を推定する温度推定手段と、前記推定される最新の温度と前記検出される温度との関係に基づいて前記サーモスタットの異常を検出する診断手段とを有してなることを特徴とするサーモスタットの診断装置。
IPC (4件):
F01P 11/16 ,  F01P 7/16 502 ,  F02D 45/00 314 ,  F02D 45/00 360
FI (4件):
F01P 11/16 E ,  F01P 7/16 502 Z ,  F02D 45/00 314 Q ,  F02D 45/00 360 B
Fターム (13件):
3G084CA02 ,  3G084DA04 ,  3G084DA27 ,  3G084DA33 ,  3G084DA37 ,  3G084EA11 ,  3G084EB22 ,  3G084FA02 ,  3G084FA07 ,  3G084FA10 ,  3G084FA20 ,  3G084FA29 ,  3G084FA33

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