特許
J-GLOBAL ID:200903058931141116
泡噴出容器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-129631
公開番号(公開出願番号):特開平7-315410
出願日: 1994年05月18日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 玉弁体を使用しないで済み、その部分の部材数がすくなくて、組付けも容易であり、また、空気用シリンダ内に液が入るのを極力防止出来、ポンプの作動不良を生じることがない優れた泡噴出容器を提案する。【構成】 特殊形状の弁体31を用いて吐出弁及び吸い込み弁の玉弁を省略し、また、大径シリンダ14内を上下動してその下方を空気加圧室Aとして画成する隔壁24を、その内周縁部をステム23外周に周設した凹溝34内に遊嵌させ、上下動部材8の押し下げ時に凹溝34上壁面が隔壁24内周円部上面を圧接して上記空気加圧室A内外を気密に遮断する如く構成した。
請求項(抜粋):
口頚部4を起立した容器体2と、上記口頚部4に嵌合させた装着キャップ5と、該キャップ5により容器体に固定させ且つ容器体内へ垂下させた空気用大径シリンダ14及び該シリンダ14と同心円状に設けた液用小径シリンダ15よりなるシリンダ部材6と、上記小径シリンダ15内周上部に嵌合させた環状小径ピストン22をステム23外周下部より突設するとともに、該ステム23外周上部より延設した隔壁24周縁部に環状大径ピストン25を周設し、且つ該ピストン25を上記大径シリンダ14内周上部に押し下げ可能に嵌合させて隔壁24下方に空気加圧室Aを画成した上下動部材8と、該ステム23上端に延設するとともに、上記キャップ上方に上下動可能に突出させた注出孔付き押下げヘッド7と、上記上下動部材8を常時上方に付勢する弾性部材29と、上記ステム23内よりヘッド7の注出孔に至る流通路28内に設けた起泡層38とを有し、上記起泡層38上流のステム23上部を上方へ広がるテーパ部23a を介して拡径するとともに、該テーパ部23a に上記空気加圧室A内とステム23内とを連通する通気孔26を穿設し、上記テーパ部23a 内面に圧接するテーパ状部31a を上端部に拡径形成した縦長棒状の弁体31を、該弁体31上面より一体に起立してその上端を流通路28内に固定した板バネ32により常時下方へ付勢させ、且つ上記弁体31下端を小径シリンダ15の底壁中央に立設した短筒部21上端近傍に垂下させるとともに、該短筒部21内に僅かな隙間を介して挿入可能に構成し、上記上下動部材8外周に凹溝34を周設するとともに、該凹溝34内に上記隔壁24内周縁部を上記空気加圧室A内外を連通する小間隙をあけて遊嵌させ、上下動部材8の押し下げ時に凹溝34上壁面が隔壁24内周縁部上面を圧接して上記空気加圧室A内外を気密に遮断する如く構成してなることを特徴とする泡噴出容器。
IPC (6件):
B65D 47/34
, B05B 1/02 101
, B05B 7/04
, B05B 11/00 101
, B65D 47/06
, B65D 83/76
前のページに戻る