特許
J-GLOBAL ID:200903058932923053

ハイブリッド型車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-265186
公開番号(公開出願番号):特開平10-089053
出願日: 1996年09月13日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 エンジン10と走行用モータ16とを備えたハイブリッド型車両において、エンジン10の始動時に、バッテリ19から電熱ヒータ43bへ通電して触媒43aを暖機するときに、車両の走行性能とエミッションとを両立させる。【解決手段】 エンジン10の始動要求を判定した後に(ステップS106)、バッテリ19の充電量SOCに応じて、触媒43aを加熱する電熱ヒータ43bへのヒータ供給電力量Whを算出する(ステップS110)。ヒータ供給電力量Whは、バッテリ19の充電量SOCにかかわらず一定値とし、かつその充電量SOCが小さい場合に、ヒータ電流値ihを小さく、ヒータ通電時間thを長く設定する。これにより、走行用モータ16へ供給できるモータ供給電力量Wmが減っても、モータ電流値imを大きな値にしたモータ供給電力Pmで供給できるから、車両の動力性能を損なうことがない。
請求項(抜粋):
車輪側の駆動軸に連結されかつ該駆動軸を少なくとも一方の出力で走行させるエンジン及び走行用モータと、エンジンの駆動力で発電する発電機と、発電機の発電電力を充電すると共に走行用モータに電力を供給するバッテリと、エンジンの排気通路に設けられ、該排気通路を通る排ガスを浄化する触媒と、該触媒を加熱するための電熱ヒータとを有する触媒コンバータと、を備え、エンジンの駆動力で発電機を発電してその発電電力をバッテリに充電し、該バッテリに充電した電力を上記電熱ヒータ及び走行用モータに供給することにより該電熱ヒータを加熱するとともに走行用モータで得られた駆動力により走行するハイブリッド型車両において、上記バッテリの充電量を検出する充電量検出手段と、充電量検出手段により検出された充電量に基づいて、上記走行用モータに供給するモータ供給電力と、上記電熱ヒータに供給するヒータ供給電力との配分を定めて、走行用モータ及び電熱ヒータを制御する供給電力制御手段と、を備えていることを特徴とするハイブリッド型車両。
IPC (8件):
F01N 3/20 ,  B60K 17/04 ,  B60L 3/00 ,  B60L 11/12 ,  F01N 3/24 ,  F01N 9/00 ,  F02D 29/02 ,  B60L 1/02
FI (9件):
F01N 3/20 K ,  B60K 17/04 G ,  B60L 3/00 S ,  B60L 11/12 ,  F01N 3/24 L ,  F01N 3/24 R ,  F01N 9/00 Z ,  F02D 29/02 D ,  B60L 1/02
引用特許:
出願人引用 (4件)
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