特許
J-GLOBAL ID:200903058938971483
携帯用電子機器の開口部の防滴/防水用パッキン 押さえ構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-153159
公開番号(公開出願番号):特開平9-008473
出願日: 1995年06月20日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】簡単な構造且つ容易な操作で、携帯用電子機器の筐体間の開口部(当接面)における信頼度の高い防滴/防水性を得る。【構成】ヒンジ機構3にて互いに開閉自在なアッパーケース1とロアケース2(以下、ケース1,2)にはフック7が着接する当接面を設け、その面の段付き部を傾斜面9とする。操作つまみ5に連動して回る偏心したカム6を備えたフック7の内側側面に、傾斜面9と同じ傾斜の傾斜面10を設ける。このフック7をスライドピン8を支点に回転且つ摺動自在にケース2に組立てる。ケース1,2の当接面にフック7を着接して掛け、操作つまみ5を回わすと、カム6の偏心作用でフック7自体がスライドピン8の軸方向に摺動し、傾斜面9,10が互いに喰い込み、ケース1,2間に設けたパッキン4を押さえつけて、機器の防滴/防水構造の信頼性が向上する。
請求項(抜粋):
蝶着手段により開閉自在にあい対して配置された第1及び第2の筐体と、この第1及び第2の筐体間の閉状態における当接面を密閉するパッキン材と、前記第1及び第2の少なくとも一方の筐体の前記当接面と垂直な一面に前記当接面がなす直線に対し傾斜をつけて形成された第1の段付き部と、前記第1及び第2の筐体の一方側に回動自在且つ摺動自在に支持され前記第1の段付き部に合致する傾斜をなす第2の段付き部を有して前記一面に着接する係着部材と、この係着部材の一端に設けられた偏心カムとを備えてなり;前記一面に着接した状態の前記係着部材が前記偏心カムの回転によって前記直線方向に摺動することにより前記第1及び第2の段付き部の傾斜部分が互いに喰い付いて前記第1及び第2の筐体間を密着すべくしたことを特徴とする携帯用電子機器の開口部の防滴/防水用パッキン押さえ構造。
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