特許
J-GLOBAL ID:200903058941640560

相関追尾装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 昂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-259370
公開番号(公開出願番号):特開平5-103249
出願日: 1991年10月07日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【目的】本発明は目標物の形状及びサイズが変化した場合や、追尾ゲート内に背景が含まれる場合にも、背景を除去した目標領域のみのリファレンス画像が自動的に更新される機能を有する相関追尾装置を提供することを目的とする。【構成】目標物に対して合わせられる追尾点を中心とする処理領域の画像のエッジを抽出し、この抽出エッジより直角成分を有するコーナエッジを特徴点として抽出し、この抽出特徴点を一旦記憶し、この記憶された前回の所定領域の特徴点と、今回抽出された所定領域の特徴点との対応関係を取り、この対応付けられた特徴点の運動特性に基づいて目標物の特徴点である目標特徴点と背景の特徴点である背景特徴点とに弁別を行い、目標特徴点より目標領域を推定し、この推定された目標領域において処理領域画像を切り出してリファレンス画像を得る機能を有して構成する。
請求項(抜粋):
撮像中の目標物を画面内の所定枠に捕らえて得られるリファレンス画像を自動的に更新することにより、常時、該目標物を該リファレンス画像内に捕らえて追尾を行う相関追尾装置において、前記目標物に対して合わせられる追尾点を中心にリファレンス更新処理を行うための処理領域を設定するリファレンス更新処理領域設定手段(1) と、該処理領域の画像のエッジを抽出するエッジ抽出処理手段(2) と、該エッジ抽出処理手段(2) で抽出されたエッジより直角成分を有するコーナエッジを特徴点として抽出する特徴点抽出処理手段(3) と、該特徴点抽出処理手段(3) で抽出された特徴点を記憶する特徴点情報記憶手段(4) と、該特徴点情報記憶手段(4) に記憶された前回の所定領域の特徴点と、該特徴点抽出処理手段(3) により今回抽出された所定領域の特徴点との対応関係を取ると共に、該対応関係を特徴点情報記憶手段(4) に記憶するフレーム間特徴点対応処理手段(5) と、該フレーム間特徴点対応処理手段(5) により対応付けられた特徴点の運動特性に基づいて目標物の特徴点である目標特徴点と背景の特徴点である背景特徴点とを弁別する目標特徴点弁別処理手段(6) と、該目標特徴点より目標領域を推定する目標領域推定処理手段(7) と、該目標領域推定処理手段(7) により推定された目標領域において処理領域画像を切り出してリファレンス画像として設定するリファレンス画像設定手段(8) とを具備して構成されるリファレンス画像自動更新手段(10)を有することを特徴とする相関追尾装置。
IPC (3件):
H04N 5/232 ,  G06F 15/70 410 ,  H04N 7/18

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