特許

J-GLOBAL ID：200903058943859586

多層防弾構造体

発明者： レオナルデユス・ランベルタス・ヘンリカス・フアン・デル・ロー ,  マルセル・デイオン・マリエ・メルテンス
出願人/特許権者： デーエスエム・ナムローゼ・フエンノートシヤツプ
代理人 (1件)： 青山 葆 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-312334
公開番号（公開出願番号）：特開平5-106999
出願日： 1991年11月27日
公開日（公表日）： 1993年04月27日
要約：

【要約】【目的】 命中した弾丸の衝撃による屈曲や剥離が発生しにくく良好な防弾特性を有する多層防弾構造体を提供する。【構成】 本発明の多層防弾構造体は第1層と第2層との間に中間層が設けられている。第1層はセラミックタイルからなり、第2層はポリアルケンフィラメントおよびこれらポリアルケンフィラメントを少なくとも部分的に取り囲んでいるマトリックスからなる。ただし、これらポリアルケンフィラメントは少なくとも40GPaの引張り弾性率および少なくとも1GPaの引張り強さを有する。中間層を形成する材料の曲げ弾性率は第2層の複合材料の曲げ弾性率より大きく第1層のセラミック材料の曲げ弾性率より小さい。

請求項（抜粋）：

セラミックタイルからなる第1層と、少なくとも40GPaの引張り弾性率および少なくとも1GPaの引張り強さを有するポリアルケンフィラメントおよび該ポリアルケンフィラメントを少なくとも部分的に取り囲んでいるマトリックスからなる第2層とを設けてなる多層防弾構造体であって、第1層と第2層との間に、第2層の複合材料の曲げ弾性率より大きく第1層のセラミック材料の曲げ弾性率より小さい曲げ弾性率を有する材料からなる中間層が設けられていることを特徴とする多層防弾構造体。

IPC (3件)：

F41H 5/04 ,  B32B 5/14 ,  B32B 18/00