特許
J-GLOBAL ID:200903058960983207
化成処理によるアルミニウムへのコバルト-スズ合金被膜
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 弘
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-541428
公開番号(公開出願番号):特表2002-510016
出願日: 1999年03月23日
公開日(公表日): 2002年04月02日
要約:
【要約】斜板型コンプレッサー(10)が、その軸に平行に配置されたシリンダー・ボア(18)を持つシリンダー・ブロック(12,14)を持つ。シリンダー・ブロック内に回転自在に取付けられた回転シャフト(22)が、アルミニウム製斜板(20)を保持する。斜板(20)は、回転シャフト(22)内に固定され、2つの主表面(26)及び端面(28)を持つ。斜板(20)は、少なくとも0.2 wt.%のコバルトと残部スズの被膜層を持つ。シリンダー・ボア(18)内に係合されたピストン(16)が、ピストン(16)と斜板の主表面(26)との間に摺動自在に介在するシュー(24)を持つ。シュー(24)は、斜板(20)の回転運動をピストン(16)の直線運動へ変換する。斜板(20)の被覆された表面(26)は、シュー(24)と摺動自在に接触している。斜板(20)上の被膜は、金属メッキ又は高精度研磨を必要とすることなく、低珪素アルミニウム合金の使用を許容する。
請求項(抜粋):
その軸に平行に配置されたシリンダー・ボア(18)を持つシリンダー・ブロック(12,14);該シリンダー・ブロック内に回転自在に取付けられた回転シャフト(22);上記シリンダー・ブロック内で上記回転シャフト(22)と共に回転する様に該回転シャフト(22)に固定された斜板(20);上記シリンダー・ボア(18)内に往復動可能に係合されたピストン(16)及び;該ピストン(16)と上記斜板(20)との間に摺動自在に介在するシュー(24)、を有し、 上記斜板(20)が、アルミニウム又はアルミニウム合金からなる母材を有し、上記斜板の表面(26,28)の少なくとも一部に、少なくとも0.2 wt. %のコバルト及び残部がスズからなる、被膜層が形成され、上記斜板の表面の上記被膜部分が、上記シュー(24)と摺動自在に接触している、 斜板型コンプレッサー。
Fターム (5件):
3H076AA06
, 3H076BB26
, 3H076BB28
, 3H076CC20
, 3H076CC33
引用特許:
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