特許
J-GLOBAL ID:200903058963671974

積層鉄心の製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-264595
公開番号(公開出願番号):特開2000-094055
出願日: 1998年09月18日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】中心に関して非対称である鉄心板が設定枚数だけ積層された状態で相互にかしめ固着される積層鉄心の製造装置において、鉄心板を回し積みするようにして鉄心板の板厚偏差を相殺することを可能とした上で、鉄心板の外径が比較的大きくなったとしても、鉄心板相互のかしめ固着が安定的かつ高強度で得られ、しかも量産効果が得られるようにする。【解決手段】2つのステーションに180度位相を異ならせて配置される第1および第2非対称部打ち抜きパンチが、複数枚の鉄心板グループ毎に作動位置および不作動位置を相互に逆として交互に切換えられ、独立動力源60に回動力伝達手段59を介して連結されて最終のステーションに配置されるブランキングダイ57が、複数枚の鉄心板グループ毎に位相を180度異ならせるように回動駆動される。
請求項(抜粋):
間欠的に搬送される帯状の電磁鋼板(21)の搬送ライン(L)に沿って間隔をあけた複数箇所に、中心(C)に関して非対称である鉄心板(121 ,122 )を得るための打ち抜き加工を前記電磁鋼板(21)に順次施す複数のステーション(S1〜S5,S7)が設定され、最終のステーション(S7)では、設定枚数の前記鉄心板(121 ,122 )が相互に積層されつつかしめ固着される積層鉄心の製造装置において、鉄心板(121 ,122 )のうち非対称である部分を打ち抜き可能として前記各ステーション(S1〜S5,S7)のうち最終のステーション(S7)を除く2つのステーション(S1,S3)に180度位相を異ならせて配置される第1および第2非対称部打ち抜きパンチ(301 ,302 )と;鉄心板(121 ,122 )の打ち抜きを可能とした作動位置ならびに打ち抜きを不能とした不作動位置間で各非対称部打ち抜きパンチ(301 ,302 )の位置を切換えるようにして両非対称部打ち抜きパンチ(301 ,302 )にそれぞれ連結される第1および第2位置切換手段(351 ,352 )と;鉄心板(121 ,122 )を受容して積層しつつ相互にかしめ固着することが可能であるとともに180度の回動を可能として前記最終のステーション(S7)に配置されるブランキングダイ(57)と;前記電磁鋼板(21)の搬送および鉄心板(121 ,122 )の打ち抜きを行なうための動力源とは独立した作動を可能とした独立動力源(60)と;該独立動力源(60)が発揮する動力を連続して伝達して前記ブランキングダイ(57)を回動せしめる回動力伝達手段(59)と;前記鉄心板(121 ,122 )の設定枚数よりも小さな複数枚の鉄心板(121 ,122 )から成る鉄心板グループ毎に前記両非対称部打ち抜きパンチ(301 ,302 )の作動位置および不作動位置を相互に逆として交互に切換えるようにして第1および第2位置切換手段(351 ,352 )の作動を制御するとともに、前記鉄心板グループ毎に前記ブランキングダイ(57)の位相を180度異ならせるようにして前記独立動力源(69)の作動を制御する制御ユニット(66)と;を備えることを特徴とする積層鉄心の製造装置。
IPC (5件):
B21D 28/02 ,  B21D 28/00 ,  B21D 43/22 ,  H01F 41/02 ,  H02K 15/02
FI (7件):
B21D 28/02 C ,  B21D 28/02 E ,  B21D 28/00 Z ,  B21D 43/22 D ,  H01F 41/02 B ,  H02K 15/02 E ,  H02K 15/02 F
Fターム (17件):
4E048AD02 ,  4E048AD04 ,  5E062AA06 ,  5E062AC02 ,  5E062AC05 ,  5E062AC11 ,  5H615AA01 ,  5H615BB02 ,  5H615BB14 ,  5H615PP06 ,  5H615SS03 ,  5H615SS05 ,  5H615SS10 ,  5H615SS13 ,  5H615SS19 ,  5H615SS20 ,  5H615TT04

前のページに戻る