特許
J-GLOBAL ID:200903058965245638

内燃機関の排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-245222
公開番号(公開出願番号):特開平6-093843
出願日: 1992年09月14日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】内燃機関の排気中のHCを吸着する吸着材の劣化度を適確に把握してHC浄化性能を確保する。【構成】排気通路2に排気浄化触媒3の上流側に主通路4と並列に接続されたバイパス通路6にHCの吸着材5が介装され、水温センサ11で検出される水温が所定値以上で、アイドルスイッチ12がONとなるアイドル運転時で、温度センサ10で検出される吸着材温度が所定値未満の低温時に、空燃比を濃化してクランプし、制御弁7によりバイパス通路6を開いて吸着剤5にHCを吸着させる。この時の空燃比センサ8の出力の変化から吸着材5の劣化度を推定し、該劣化度に応じて警報を発したり、制御弁7開度を制御してフェールセーフを行ったりする。
請求項(抜粋):
機関の排気通路に排気浄化用触媒を備えると共に、該排気浄化用触媒の上流の排気通路の一部を主通路と該主通路に並列に接続され排気中のHCを低温時に吸着し高温時に脱離する機能を有した吸着材を介装したバイパス通路とで構成し、かつ前記主通路とバイパス通路との開度比を制御する手段と、機関温度を検出する手段と、を備え、機関温度の低温状態で前記バイパス通路を開通して排気中のHCを吸着材に吸着させた後バイパス通路を閉じ、前記排気浄化用触媒が活性化する温度に達した後再度バイパス通路を開通させて吸着材に吸着されたHCを脱離させ、排気浄化触媒により浄化させるようにした内燃機関の排気浄化装置において、前記吸着材の温度を検出する手段と、吸着材下流側の排気中の所定成分から空燃比を検出する手段とを設ける一方、前記吸着材からのHCの脱離動作の終了後、機関温度が所定値以上で、吸着材温度が所定値以下の略定常な運転条件が満たされたときに、空燃比を濃化して固定すると共に、前記バイパス通路を開き、そのときの前記空燃比検出手段により検出される空燃比の濃化方向の変化速度に基づいて前記吸着材の劣化度を判定する劣化判定手段と、を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
IPC (5件):
F01N 3/24 ,  F01N 3/08 ,  F01N 3/18 ,  F01N 3/20 ,  F02D 45/00 368

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