特許
J-GLOBAL ID:200903058966858820

トナー製造のための混練物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上柳 雅誉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-045358
公開番号(公開出願番号):特開2002-244347
出願日: 2001年02月21日
公開日(公表日): 2002年08月30日
要約:
【要約】【課題】 原料の供給条件に依存して原料の投入幅を設定することが可能となり、固まりの発生を抑制して安定した混練ができ、原料が均一に分散された混練物を製造することができるとともに、その混練物を使用したトナーの性能の低下を防止することができるトナー製造のための混練物の製造方法を提供する。【解決手段】 製造装置10はオープンロール混練機11と、スクリューフィーダー12とを備えている。オープンロール混練機11で原料の溶融混練を行う際、原料の供給量をM(kg/h)、混練物の平均温度をT(°C)、結着樹脂のガラス転移温度をTg(°C)、定数をk(500)とした場合、スクリューフィーダー12から供給される原料の投入幅Lf(mm)はLf≧k・M/(T-Tg)...(1)に示す式に従って設定される。
請求項(抜粋):
少なくとも結着樹脂及び顔料よりなる原料を搬送し、搬送された原料を次工程に供給する原料搬送供給装置と、原料搬送供給装置から供給された原料を複数のオープンロールの間に供給して当該オープンロールからの加熱及び回転により原料を溶融混練して混練物を製造するように構成した溶融混練装置とよりなる製造装置を使用してトナー製造のための混練物を製造する方法であって、前記原料搬送供給装置からの原料のオープンロールへの供給の際の同オープンロールの軸線方向に沿った原料の投入幅をLf(mm)、原料の供給量をM(kg/h)、オープンロール間で溶融混練される混練物の平均温度をT(°C)、前記結着樹脂のガラス転移温度をTg(°C)、定数をkとするとき、Lf≧k・M/(T-Tg)に示される関係となるように投入幅を設定したことを特徴とするトナー製造のための混練物の製造方法。
IPC (3件):
G03G 9/087 ,  B01F 13/00 ,  B01F 15/06
FI (3件):
B01F 13/00 A ,  B01F 15/06 Z ,  G03G 9/08 381
Fターム (4件):
2H005AB02 ,  4G036AC42 ,  4G037CA02 ,  4G037EA10

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