特許
J-GLOBAL ID:200903058967538454

圧電素子の組込構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上野 登 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-189130
公開番号(公開出願番号):特開平5-008412
出願日: 1991年07月03日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 圧電素子に予圧を付加するバネ系のバネ定数のバラツキによる圧電素子の変位量のバラツキを抑え得る圧電素子の組み込み構造を提供する。【構成】 フレーム12に設けられたピン36により圧電素子10を押圧することにより板バネ16などのバネ定数に関連して予圧が付加される。この予圧の調整を、実際の圧力ではなく、可動子の変位量により規定する。すると予圧の変動による圧電素子の圧電作用による変位量の増減と圧電素子自身の弾性による変位量の増減がつりあうようにすれば、バネ定数のバラツキの影響がなくなる。図3において、この圧電素子では150ボルト印加時において、上記変位量を45マイクロメートルとすればバネ定数の影響がほとんどなくなるのが分かる。
請求項(抜粋):
圧電素子の電圧印加による変位方向の一端にバネ系を介設し、前記圧電素子に予め前記変位方向の予圧を付加してなる圧電素子の組込構造において、前記圧電素子とバネ系との接点位置を、バネ系のバネ定数のバラツキに起因するバネ負荷の変動による圧電素子自身の弾性変位に基づく変位量の変動と、予圧の増大/減少に基づく圧電素子の変位量の変動とが等しくなる様に調整したことを特徴とする圧電素子の組込構造。

前のページに戻る