特許
J-GLOBAL ID:200903058968020327

ベルト式無段変速機のプーリ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-064962
公開番号(公開出願番号):特開平9-257110
出願日: 1996年03月21日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 適切な変速比制御が可能で耐久性に優れ、かつ製造コストの低減が得られるベルト式無段変速機のプーリ構造を提供する。【解決手段】 シール部材33の結合部34によりピストン部材31に溶着することによりシール部材33をピストン部材31に強固に固着させてシール部材33の捩れを防止して耐久性を向上させ、かつリップ部35によりピストン部材31とシリンダ部材32との摺動抵抗を軽減して適切な変速比制御を可能にする。またシール部材33を固着するピストン部材31の先端縁形状の簡素化及び要求加工精度の低下による製造コストの削減を可能にする。
請求項(抜粋):
互に平行に配置されるプライマリ軸とセカンダリ軸に各々設けられた固定シーブと可動シーブとを具備するプーリと、両プーリ間に巻き掛けられた駆動ベルトを有し、互に共同して可動シーブを可動制御して各プーリのプーリ溝巾を変える油圧アクチュエータのシリンダ部材とピストン部材との一方が可動シーブの背面に固定され他方が固定シーブと一体の軸部に固定され各可動シーブの可変制御によって各プーリのプーリ溝巾を変えて各プーリに対する駆動ベルトの巻付け径の比率を変えることにより無段変速を行うベルト式無段変速機のプーリ構造において、先端縁がシリンダ部材の内周面に臨むピストン部材と、ピストン部材の先端縁に結合固定される結合部及びこの結合部と一体に形成されて先端がシリンダ部材の内周面に弾接するリップ部を具備するシール部材と、を有することを特徴とするベルト式無段変速機のプーリ構造。
IPC (2件):
F16H 9/18 ,  F16H 55/56
FI (2件):
F16H 9/18 B ,  F16H 55/56

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