特許
J-GLOBAL ID:200903058969840824

セグメントリング用リング間継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-182725
公開番号(公開出願番号):特開平9-032488
出願日: 1995年07月19日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】 安価な構造で変位に対応し、変位を一定量に抑えるセグメントリング用リング間継手の提供。【解決手段】 リング間継手1は、両セグメントリング2の連結面2aに設けた両連結板3を貫通して締付け、両セグメントリング2を連結している連結ボルト4を備える。この連結ボルト4は、ボルト軸線がトンネル軸線との平行位置から交差位置へと変動できると共に、両連結板3締付け時に介在される付勢部5で、変位に追従しての両連結板3の締付け状態を維持できる。また、両連結板3は、連結ボルト4での締付け時に互いに係止し、変位を一定量に抑える係止部6を有している。そして、リング間継手1を、両連結板3と付勢部5が付随する連結ボルト4とからなる、簡単で安価な構造とする。また、この構造で、変位に追従して行う両連結板3の締付け状態維持を確実とする。さらに、両連結板3の互いに係止する係止部6で、両セグメントリング2の変位を一定量に抑え、大きな圧力(変形)への対応を複数のリングで行えるようにする。
請求項(抜粋):
シールドトンネルを構成している各セグメントリングの変位に対応すべく設けられる、前記各セグメントリングのリング間継手であり、連結すべき両セグメントリングにおける連結面に設けた両連結板と、この両連結板を貫通して締付けることで、前記両セグメントリングを連結している連結ボルトとを有しており、前記連結ボルトは、そのボルト軸線が、シールドトンネルのトンネル軸線と平行に沿う位置から、トンネル軸線と交差する位置へと変動することができるように配設されており、前記両連結板の締付け時に介在される付勢部によって、両セグメントリングの変位に追従しての前記両連結板の締付け状態、即ち、両セグメントリングの連結状態を維持できるように構成されていることを特徴とするセグメントリング用リング間継手。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-053233

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