特許
J-GLOBAL ID:200903058972793217

N-芳香族化合物との電荷移動錯体、その製造方法及びその用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津国 肇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-131565
公開番号(公開出願番号):特開平6-100522
出願日: 1993年06月02日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 結合剤の存在下においても、針状形態で結晶し、高い導電率を有し、金属に対する腐食作用を示さず、かつ湿気及び熱に対して安定性であるCT錯体を見出すこと。【構成】 式(I):〔式中、a)nは1又は2、b)Aは式(II)(式中、Rは、同一であって、H若しくはC1 -C4 アルキル、又はRが、一緒になって、-(CH2 )3 -又は-(CH2 )4 -;R1 はH又はC1 -C4 アルキル;X1 は=N-CN;X2 〜X4 は、=O又は=N-CN)の化合物又は式(II)の化合物の混合物のラジカルアニオンであり、そしてc)n=1のとき、Bは一価のラジカルカチオン、n=2のとき、Bは非置換、又はハロゲン、C1 -C4 アルキル若しくはC1 -C4 アルコキシ置換の1〜5個のN-芳香族化合物の二価のラジカルカチオン、少なくとも1個の環が少なくとも1個の、-NR2 又は〔=N+ R2 -〕I- (式中、R2 はC1 -C4 アルキル又はベンジル)を含む〕で示されるCT錯体、その製造法及びその用途。【化7】
請求項(抜粋):
式(I):【化1】〔式中、(a)nは1又は2であり、(b)Aは、式(II):【化2】(式中、置換基Rは、同一であって、H若しくはC1 -C4 アルキルであるか、又は隣接する置換基Rが、一緒になって、-(CH2 )3 -又は-(CH2 )4-を形成し;R1 はH又はC1 -C4 アルキルであり;X1 は=N-CNであり;そしてX2 、X3 及びX4 は、=O又は=N-CNである)で示される化合物又は式(II)の化合物の混合物のラジカルアニオンであり、そして(c)n=1のとき、Bは一価のラジカルカチオンであり、n=2のとき、Bは非置換であるか、又はハロゲン、C1 -C4 アルキル若しくはC1 -C4 アルコキシにより置換された全部で1〜5個の芳香環を有するN-芳香族化合物の二価のラジカルカチオンであり、少なくとも1個の環が少なくとも1個の、基-NR2 又は〔=N+ R2 -〕I- (式中、R2 はC1 -C4 アルキル又はベンジルである)を含む〕で示される電荷移動錯体。
IPC (8件):
C07C261/04 ,  C07D213/06 ,  C08K 5/16 KAX ,  C09K 3/16 104 ,  H01B 1/12 ,  H01B 1/20 ,  H01G 9/00 301 ,  H01G 9/02 331

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