特許
J-GLOBAL ID:200903058979714240

高圧電源装置及びその出力調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 丹羽 宏之 ,  野口 忠夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-194680
公開番号(公開出願番号):特開2004-040911
出願日: 2002年07月03日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
【課題】高圧電源の装置毎の高圧出力特性のばらつきを調整し、装置毎に安定した高圧出力特性を実現できる信頼性の高い高圧電源装置を提供する。また、トランスの選別を行う必要をなくして、コストを低減させる。【解決手段】高圧制御用CPU1からスイッチングトランジスタQ1にオフ(OFF)タイム一定のPWMパルスを供給して高圧トランスT1の一次側電圧スイッチングし、高圧トランスT1の二次側に発生した高電圧を整流・平滑して出力する。また、高圧調整装置による調整モードに入ったときに、CPU1からオフタイムの異なる複数のポイントでPWMパルスを出力し、各々のポイントで出力された高圧出力値を基に得た高圧出力情報を高圧調整装置に入力して、定常動作時に供給されるPWMパルスの適切なオフタイムを算出し、その適切なオフタイムを示すデータを記憶手段13に格納する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
一次側電圧を高電圧化して二次側から出力する高圧トランスと、前記高圧トランスの一次側電圧をスイッチングするスイッチ手段と、前記スイッチ手段にオフタイムが一定のパルス幅変調パルスを供給するパルス供給手段と、前記パルス幅変調パルスのオフタイムを記憶する記憶手段と、前記高圧トランスの二次側に伝達された高電圧を整流・平滑する整流・平滑手段と、前記整流・平滑手段にて直流化された高圧出力量を検知する検知手段と、前記高圧出力量に対応したフィードバック電圧を出力するフィードバック電圧出力手段と、前記フィードバック電圧と基準電圧とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて高圧出力量を制御する高圧出力量制御手段とを備え、 高圧出力特性を調整する高圧調整装置を有し、前記高圧調整装置による調整モードにおいて、前記パルス供給手段によりオフタイムの異なる複数ポイントでパルス幅変調パルスを出力するように制御を行うとともに、各々のポイントで出力された高圧出力値を基にして得られた高圧出力情報量を前記高圧調整装置に入力し、前記高圧調整装置により定常動作時に前記パルス供給手段より供給されるパルス幅変調パルスの適切なオフタイムを算出し、前記算出されたオフタイムを前記記憶手段に記憶することを特徴とする高圧電源装置。
IPC (1件):
H02M3/28
FI (1件):
H02M3/28 P
Fターム (8件):
5H730AA14 ,  5H730AS04 ,  5H730BB43 ,  5H730DD02 ,  5H730FD01 ,  5H730FF07 ,  5H730FF09 ,  5H730FG05

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