特許
J-GLOBAL ID:200903058980901630

シール摺動部材ならびに転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-368831
公開番号(公開出願番号):特開平11-190351
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】シール摺動部材において、寸法変化を抑制しながら、摩擦係数を低減できるように改質し、発熱や摩耗を抑制できるようにすること。【解決手段】シール摺動部材あるいは転がり軸受の軌道輪(2)の表面にその表面酸化物が除去された状態で窒化層あるいは浸硫窒化層8を形成することで、その形成過程における母材の熱歪みを抑えつつ、緻密かつ平滑で硬質な表面性状に改質できるようにしている。これにより、シール摺動部分の摩擦係数が低くなり、油膜切れが発生するような状況でも発熱を抑制できるようになる。しかも、窒化層あるいは浸硫窒化層8の形成処理が従来の熱硬化処理に比べて低温、短時間で済むようになり、従来のような後処理を省略できるようになる。
請求項(抜粋):
シール部材のリップが摺動接触させられるシール摺動部材であって、リップ摺動面に、その表面酸化物が除去された状態で窒化層または浸硫窒化層が形成されている、ことを特徴とするシール摺動部材。
IPC (2件):
F16C 33/62 ,  F16C 33/76
FI (2件):
F16C 33/62 ,  F16C 33/76 A
引用特許:
審査官引用 (9件)
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