特許
J-GLOBAL ID:200903058981960177

光ディスクの貼り合わせ方法および貼り合わせ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-068704
公開番号(公開出願番号):特開平9-265672
出願日: 1996年03月25日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 連続かつ安定的に泡の混入のない光硬化性接着剤層を形成する。【解決手段】 回転可能なテーブルと、回転可能なテーブル上に1枚目の光ディスクを真空吸着固定する真空吸着手段とを具え、1枚目の光ディスクとその上に載置された2枚目の光ディスクを光硬化性接着剤によって貼り合わせる光ディスク貼り合わせ装置である。この装置は、光ディスクを回転可能なテーブル上に位置決めするためのセンターボス外周面に放射状に開孔し、かつ負圧源に連通する複数の真空吸引孔を有する。
請求項(抜粋):
光ディスクを真空吸着固定する真空吸着手段および光ディスクの位置決め用センターボスを有し、該センターボスの光ディスク内周面と対向する面に複数の真空吸引孔が設けられている回転テーブル上に1枚目の光ディスクを光入射面を下側にして真空吸着固定する工程、前記回転テーブルを光硬化性接着剤層に遠心力が作用しない第1の速度で回転させながら前記1枚目の光ディスクの表面の所定の位置に光硬化性接着剤を滴下して円環状の光硬化性接着剤層を形成する工程、前記回転テーブルの回転を止め、前記1枚目の光ディスクの上に2枚目の光ディスクを光入射面を上にして重ねる工程、前記2枚目の光ディスクの重量により前記円環状の光硬化性接着剤層を光ディスクの内周側および外周側に展開させながら、該円環状の光硬化性接着剤層を2枚の光ディスクの中心方向に真空吸引して円環の内側へ展開させる第1展開工程、前記回転テーブルの回転速度を前記円環状の光硬化性接着剤層に遠心力が作用する第2の速度で回転させ、該遠心力によって、前記円環状の光硬化性接着剤層を円環の外側に展開させる第2展開工程、および光硬化性接着剤層に光を照射して硬化させる工程、を有することを特徴とする光ディスクの貼り合わせ方法。

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