特許
J-GLOBAL ID:200903058983179367

ソレノイド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-138732
公開番号(公開出願番号):特開平10-335139
出願日: 1997年05月28日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 小径であるにも拘らず大きな機械的出力(ロッドの軸方向の作動力)を確実に得ることができるソレノイドを提供する。【解決手段】 燃料噴射用インジェクタ1のソレノイド部5は、コイル23が巻装されたステータ25と、ステータ25の貫通孔21に摺動可能に配置されて、両端が貫通孔21から突出したロッド29と、ロッド29の下端に連結され、コイル23の磁束によりステータ25の下面(磁極面)25aに吸引されて、ロッド29を上方に移動させるアーマチュア31と、を備えた3つの単位ソレノイド部分Sを軸方向に積層してなり、しかも、ステータ25の磁極面25aとアーマチュア31にて上記磁極面25aと対向する側の面31aとが共に円錐状になっている。この結果、ステータ25やコイル23を大型化することなく、且つ、エアギャップ誤差の影響を抑制して、大きな機械的出力を得ることができる。
請求項(抜粋):
軸方向に貫通孔を有すると共に、コイルが巻装されたステータと、該ステータの前記貫通孔に摺動可能に配設され、両端が該貫通孔から突出したロッドと、該ロッドに連結され、前記コイルの磁束によって前記ステータに吸引されることにより、前記ロッドを前記ステータの軸方向に移動させるアーマチュアと、を備えた複数の単位ソレノイド部分を、前記ステータの軸方向に積層した構造を有し、前記各単位ソレノイド部分にて前記アーマチュアが前記ステータに吸引されることで生じる前記ロッドへの力が、最終段に配置された単位ソレノイド部分の前記ロッドに累積加算されるように構成されたソレノイドであって、前記各ステータにて前記アーマチュアを吸引する側の磁極面が、円錐状で且つ凹状に形成されていると共に、前記各アーマチュアにて前記磁極面と対向する側の面が、円錐状で且つ凸状に形成されていること、を特徴とするソレノイド。
IPC (4件):
H01F 7/128 ,  H01F 7/16 ,  F02M 51/06 ,  F16K 31/06 305
FI (3件):
H01F 7/16 G ,  F02M 51/06 F ,  F16K 31/06 305 C

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