特許
J-GLOBAL ID:200903058983283253
ケイ酸ソーダ系鋳物砂の再生回収法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-160436
公開番号(公開出願番号):特開平6-344076
出願日: 1993年06月07日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】 微細なCO2鋳型砂の砂粒に付着のケイ酸ソーダ分等を除去し、砂粒のPH値が7程度に中和出来、安価で作業性の良い耐環境性に優れた鋳物砂の再生回収をする。【構成】 高温電気炉1に炭酸ガス型鋳型廃砂の粒度調整された試料aを投入し炉内の温度計測を行いながらステンレス製撹拌子にて試料を撹拌昇温する。砂試料に付着のNa2O・SiO2分の融点700〜1100°Cで焼成後、容器6に移しイオン水を添加撹拌しながら温度及びアルカリ濃度を計測する。水溶液を脱液し、砂粒分のみ容器14に移して乾燥し、再生回収砂eを得る。
請求項(抜粋):
ケイ酸ソーダと硬化材を含む炭酸ガス型自硬性鋳物砂の再生回収法において(1)使用済みの鋳型を破砕して、鋳型形成前の砂に近い粒度を有する砂粒子とすること。(2)この砂粒子を590μ以下の砂の大きさに揃えた後、高温炉に挿入し、900〜1100°C程度の温度で砂粒をゆっくり撹拌しながら昇温し、焼成すること。(3)砂粒に付着のケイ酸ソーダを燃焼により昇華すること。(4)砂粒子に加水して砂の水の比(g/10ml)程度で濾過した後、砂粒のPH値が7程度に中和し、砂粒子を乾燥すること。から成る事を特徴とするケイ酸ソーダ系鋳物砂の再生回収方法。
IPC (3件):
B22C 5/00
, B22C 1/10
, B22C 5/04
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