特許
J-GLOBAL ID:200903058986198389
画像認識装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松隈 秀盛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-211853
公開番号(公開出願番号):特開平8-212353
出願日: 1995年08月21日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【課題】 現実に撮像された物品の回転角が用意された標準パターンのうちの1つと同一でないときでも相関値の低下が顕著とならず、認識率の向上が期待できる高速画像認識装置を得ること。【解決手段】 本発明は、K-L展開法により特徴を捉えた表現で標準パターンを登録すると共に、K-L展開法で表現された標準パターンのうち、複数の標準パターンで共通に同一の演算をする部分を抽出し、かかる演算を1つの切出し領域の演算において共通に利用することにより、認識率低下を招くことなく飛躍的な高速化を図ることができた。
請求項(抜粋):
平面画像から複数の標準パターンを検出する画像認識装置であって、上記標準パターンについてK-L展開された共通項cを記憶する共通パターン情報記憶部と、上記標準パターンについてK-L展開され、予め決められた数の独立の固有ベクトルを記憶する固有ベクトル情報記憶部と、上記各標準パターン毎に、上記固有ベクトルに対応する係数を記憶する固有ベクトル重み情報記憶部と、処理されるべき画像の一部領域を切出す画像切出し部と、上記画像切出し部によって切出された領域の画素情報の平均濃度を各画素情報から減算する濃度正規化部と、上記濃度正規化部より得られる正規化された切出し領域の情報と、上記共通パターン情報記憶部に記憶された共通パターン情報との内積を演算する共通パターン相関要素計算部と、上記濃度正規化部より得られる正規化された切出し領域の情報と、上記固有ベクトル情報記憶部に記憶された固有ベクトル情報との内積を演算する固有ベクトル相関要素計算部と、上記固有ベクトル相関要素計算部より得られる固有ベクトル相関要素と、上記固有ベクトル重み情報記憶部に記憶された係数とを乗算して加算するパターン依存相関要素計算部と、上記共通パターン相関要素計算部により得られる共通パターン相関要素と、上記パターン依存相関要素計算部により得られるパターン依存相関要素とを加算する相関分子値加算部と、上記正規化された切出し領域の情報のノルムを計算する切出し領域ノルム計算部と、正規化された標準パターンのノルムを記憶する標準パターンノルム記憶部と、上記切出し領域ノルム計算部より得られる切出し領域のノルムと、上記標準パターンノルム記憶部より得られる標準パターンのノルムとを乗算する相関分母値乗算部と、上記相関分子値加算部より得られる相関分子値を上記相関分母値乗算部より得られる相関分母値で除算する除算部とを具えた画像認識装置。
IPC (4件):
G06T 7/60
, G01B 11/00
, G06T 7/00
, H05K 13/04
FI (2件):
G06F 15/70 350 H
, G06F 15/62 405 C
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