特許
J-GLOBAL ID:200903058990037446

金属の炭酸塩の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-171000
公開番号(公開出願番号):特開2001-002406
出願日: 1999年06月17日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】【課題】 ナトリウム分の混入しない炭酸鉄を製造すること及び廃液処理の負担が小さいこと。【解決手段】 原料液に塩化第一鉄溶液と炭酸アンモニウム溶液とを用意し、これを加熱・混合する。スラリー化した当該混合液から、遠心分離器による固液分離により炭酸鉄を取り出し、母液である塩化アンモニウム溶液を水酸化ナトリウムと反応させてアンモニアガスと塩化ナトリウム溶液とに分離する。このアンモニアに煙道ガスと水とを供給して気液反応により炭酸アンモニウムを生成し、これを原料液として再利用する。
請求項(抜粋):
金属を炭酸よりも強い酸に溶解して得た金属の酸溶液と炭酸アンモニウムとを混合して反応させて前記金属の炭酸塩を析出生成する混合工程と、この工程により生じるスラリーから前記金属の原料である前記炭酸塩を分離する固液分離工程と、炭酸塩を分離した後に残る炭酸より強い酸のアンモニウム塩溶液と、MOHまたはM(OH)2の化学式を有する溶液(Mはアルカリ金属またはアルカリ土類金属)と、を反応させてアンモニアガスを得るアンモニウム塩の処理工程と、前記アンモニアガスを炭酸ガスおよび水と反応させて炭酸アンモニウム溶液を生成する炭酸アンモニウムの生成工程とを有し、前記炭酸アンモニウムの生成工程で生成された炭酸アンモニウムを前記混合工程で用いることを特徴とする金属の炭酸塩の製造方法。
IPC (2件):
C01B 31/24 ,  C01G 49/00
FI (2件):
C01B 31/24 ,  C01G 49/00 Z
Fターム (3件):
4G002AA12 ,  4G002AB02 ,  4G002AE02
引用特許:
出願人引用 (7件)
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