特許
J-GLOBAL ID:200903058993708805

電磁クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-048038
公開番号(公開出願番号):特開平8-135686
出願日: 1995年03月08日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 電磁クラッチに、トルク変動吸収機能を持った過負荷時トルクリミッター機構を構成する。【構成】 圧縮機4の正常時に、電磁コイル7に通電され、アーマチャ11がロータ2の摩擦面2aに吸着されると、エンジンからの回転力がプーリ1、ロータ2、アーマチャ11、このアーマチャ11に固定されたピン12、ゴムからなる弾性リング体13、保持片18、19、ハブ15を経て、圧縮機4の回転軸14に伝達されて、圧縮機4が作動する。この正常運転時には、弾性リング体13がトルク変動吸収の作用を果たす。一方、圧縮機4のロック時のような過負荷時には、弾性リング体13が弾性変形して、保持部材18、19の隙間からくぐり出て、動力伝達を遮断する。
請求項(抜粋):
回転駆動源からの回転力を受けて回転する駆動側回転部材と、従動側機器の回転軸に連結された従動側回転部材と、通電により電磁吸引力を発生する電磁手段と、前記駆動側回転部材の摩擦面に対向配設され、前記電磁手段の発生する電磁吸引力により前記駆動側回転部材の摩擦面に吸着されるアーマチャと、前記従動側回転部材と前記アーマチャとの間を連結するように配設され、弾性変形可能なゴム製の弾性部材、およびこの弾性部材を保持する保持部材からなる連結機構とを備え、この連結機構は、前記回転力が所定値以内であるときは、前記弾性部材が前記保持部材に一体に保持されて前記従動側回転部材と前記アーマチャとの間を一体に連結し、前記回転力が所定値以上に上昇する過負荷時には、前記弾性部材自身の弾性変形により前記弾性部材と前記保持部材との間の一体連結関係が解除されて、前記従動側回転部材と前記アーマチャとの間の連結を遮断するように構成されていることを特徴とする電磁クラッチ。
IPC (2件):
F16D 27/112 ,  F16D 7/02
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 動力伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-332073   出願人:日本電装株式会社
  • 特開昭63-280930
  • 特公平3-020120

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