特許
J-GLOBAL ID:200903058995308820
直接サイクル型原子炉一次冷却系における放射性窒素の気相への移行の抑制方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
本多 小平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-016828
公開番号(公開出願番号):特開平5-209992
出願日: 1992年01月31日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 直接サイクル型原子炉の炉心で発生する放射性窒素の気相への移行を抑制し主蒸気配管およびタービン系の放射能量を低減すること。【構成】 直接サイクル型原子炉一次冷却系の液相に、アンモニアとの錯体を形成する能力の大きい試薬を添加する。その添加はppbのオーダーの濃度の添加で足りる。この試薬としては、パラジウム、カドミウム、白金、金、水銀、コバルトのイオン、もしくはそれらの混合物またはそれらの水溶性の塩を用いる。【効果】 原子炉一次冷却系の液相にアンモニアとの錯形成能の高い試薬を供給して、気相への放射性窒素の移行量を低減させる。これにより主蒸気系およびタービン系の線量率は低減される。
請求項(抜粋):
直接サイクル型原子炉一次冷却水に、常温でのアンモニアとの錯体形成定数が配位子数と3.0との積以上である、アンモニアとの錯イオンを形成する能力の大きい試薬を添加することを特徴とする、直接サイクル型原子炉一次冷却系における放射性窒素の気相への移行の抑制方法。
IPC (2件):
G21D 1/00
, G21D 3/08 GDB
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