特許
J-GLOBAL ID:200903059001751891

二段式電動膨張弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-071387
公開番号(公開出願番号):特開2000-266194
出願日: 1999年03月17日
公開日(公表日): 2000年09月26日
要約:
【要約】【課題】 可動部にパッキン等の封止手段を組み込む必要がなく、漏れ流量を発生することがなく、構造簡単にして、二段動作による高精度な流量制御を行うこと。【解決手段】 主弁ポート7より上流側に位置する主弁室5内に、弁座部6に選択的に着座して主弁ポート7を開閉する主弁体12を設ける。主弁体12の背面側に主弁室5と常に連通している副弁室16を画定し、副弁室16を出口ポート8に連通させる副弁ポート19を設け、主弁体12に対して弁リフト方向に所定量のみ移動可能に連結された弁棒状の副弁体20により副弁ポート19を開閉するようにし、ステッピングモータ25のロータ29の回転をねじ式の回転-直線移動変換手段(31,32)によって主弁体12の弁リフト方向の運動に変換し、副弁体20を主弁体12の弁リフト方向に移動させる。
請求項(抜粋):
入口ポート及び出口ポートを有し、該入口ポートに連なる主弁室と、該主弁室と前記出口ポートを連通させる主弁ポートとが内部に形成された弁ハウジングと、前記主弁室内に配置されて前記弁ハウジングのシリンダ孔に摺動可能に嵌合し、該シリンダ孔に対する摺動により前記主弁ポートの弁座部に選択的に着座して前記主弁ポートを開閉するピストン形状の主弁体と、前記シリンダ孔の内部であって前記主弁体を挟んで前記主弁ポートとは反対側の部分に画定され、前記シリンダ孔の内部に形成される連通路を介して前記主弁室と常に連通している副弁室と、前記主弁ポートの内部に貫設され、前記主弁体が前記主弁ポートを閉じた状態で、前記連通路を介さずに前記副弁室を前記出口ポートに連通させる副弁ポートと、前記主弁体に対して弁リフト方向に所定量のみ移動可能に連結され、前記主弁体に対する弁リフト方向の移動により前記副弁ポートを開閉する弁棒状の副弁体と、前記弁ハウジングに取り付けられたモータと、前記モータのロータと前記副弁体との間に設けられ、前記ロータの回転を前記主弁体の弁リフト方向の運動に変換し、前記副弁体を前記主弁体の弁リフト方向に移動させる回転-直線移動変換手段と、を有していることを特徴する二段式電動膨張弁。
Fターム (8件):
3H052AA01 ,  3H052BA02 ,  3H052BA35 ,  3H052CA04 ,  3H052CA13 ,  3H052DA02 ,  3H052EA04 ,  3H052EA11
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-262174
  • 特公平6-065915
  • 特開平4-262174
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