特許
J-GLOBAL ID:200903059004121228

岩石の除去方法および除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 振角 正一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-038954
公開番号(公開出願番号):特開2001-226970
出願日: 2000年02月17日
公開日(公表日): 2001年08月24日
要約:
【要約】【課題】 地山の表面に露出する岩石の一部または全部を簡単に、しかも迅速に除去することができる汎用性に優れた岩石の除去方法、および除去装置を提供する。【解決手段】 地山の表面に露出する岩石2の除去予定部20に削孔21を1つ形成する。そして、その削孔21に保持装置1の鋼管3および鋼棒先端部41を挿入するとともに、鋼管先端部41を径方向に拡張させて岩石2に固定する。その後、保持装置1に連結されたワイヤー83を若干持ち上げて岩石2を保持する。それに続いて、岩石2を割岩して除去予定部20を地山から分離した後、保持装置1を持ち上げ、保持装置1に固定された岩石2の除去予定部20を搬出する。
請求項(抜粋):
その一部が地山の表面から露出した状態で前記地山に存在する岩石のうち除去予定部を、前記地山から除去する岩石の除去方法であって、前記地山表面から露出している前記除去予定部の露出表面より少なくとも1つ以上の削孔を前記除去予定部の内部に向けて形成する削孔形成工程と、各削孔に鋼管を挿入する鋼管挿入工程と、前記鋼管の先端部を径方向に拡張し、前記鋼管の先端外周面を前記削孔の内壁面と係合させる係合工程と、その先端外周面を削孔内壁面と係合させた状態で前記鋼管を上昇させて前記岩石を保持する保持工程と、前記岩石を保持した状態で、前記除去予定部を前記地山から分離する分離工程と、分離された前記除去予定部を前記鋼管で吊上げ保持しながら前記地山より搬出する搬出工程とを備えたことを特徴とする岩石の除去方法。
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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