特許
J-GLOBAL ID：200903059011985548
ダイナミックダンパ
発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
吉田 和夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2008-048686
公開番号（公開出願番号）：特開2009-204123
出願日： 2008年02月28日
公開日（公表日）： 2009年09月10日
要約：
【課題】ダイナミックダンパの左右及び上下方向の寸法を小寸法化し得て、限られた狭いスペースにも取付可能なダイナミックダンパを提供すること、またダンパマスを安定的に弾性支持でき且つ上下,前後及び左右方向に変位規制できるようにすることを目的とする。【解決手段】ダイナミックダンパ10におけるゴム支持部22を、ダンパマス12の4隅に配置してダンパマス12を下側から弾性支持するようにするとともに、ダンパマス12には延出部64を設けて、そのことによりダンパマス12を上下に薄いものとする。また延出部64と一対の弾性支持体14-1,14-2とで左右方向のストッパ機構を構成し、更に弾性支持体14-1,14-2の上ブラケット16と下ブラケット20とで上下方向及び前後方向のストッパ機構を構成しておく。【選択図】 図4
請求項（抜粋）：
ダンパマス及び該ダンパマスと車両の振動部との間に介在して該ダンパマスを弾性支持するゴム弾性体から成るゴム支持部を有し、該ダンパマスを振動させて該振動部を制振するダイナミックダンパにおいて
前記ゴム支持部を、前記ダンパマスの車両左右方向における左,右の各端部の位置且つ該ダンパマスに対して前,後の各位置の4隅に配置するとともに、
それぞれが該ダンパマスの左,右の各端部で該ダンパマスから前,後に突出する状態に前後方向に延びる形状の、該ダンパマスに固定される剛性の上ブラケットと、車両のボデー側に固定される剛性の下ブラケットとを設け、
それら左,右各端部の上ブラケット及び下ブラケットと左,右各端部の前記ゴム支持部とで、該ゴム支持部を該上,下ブラケットにてサンドイッチ状に挟んだ形態の一体加硫品から成る、前記ダンパマスとは別体をなす左,右一対の弾性支持体を構成し、該ダンパマスを該一対の弾性支持体の前記上ブラケットに載置状態に固定するとともに、
前記ダンパマスの形状を、左右方向の中間部が、前記左,右一対の弾性支持体の該ダンパマスから前,後に突出した突出部分の間に形成される空間内に且つそれら突出部分と上下に重複する高さで前,後に延出する形状となして、それら前,後への延出部と、該延出部に対して左右方向に対向する前記弾性支持体の前記突出部分の前記下ブラケットとで、左右方向に互いに当接して変位規制する左右方向のストッパ機構を構成し、
更に前記左,右の一対の弾性支持体のそれぞれにおいて、前記上ブラケットと下ブラケットとの上下及び前後に対向する部分で、上下及び前後方向のストッパ機構を構成してあることを特徴とするダイナミックダンパ。
IPC (1件)：
FI (1件)：
Fターム (4件)：
3J048AD07
, 3J048BF02
, 3J048CB07
, 3J048EA36
