特許

J-GLOBAL ID：200903059015410345

耐食性およびクラッド圧延性に優れた熱交換器用アルミニウム合金クラッド材

発明者： 長谷川 義治 ,  宮地 治彦 ,  平尾 幸司 ,  鈴木 祐治 ,  池田 洋 ,  田中 宏和 ,  小山 高弘
出願人/特許権者： 株式会社デンソー ,  住友軽金属工業株式会社
代理人 (1件)： 福田 保夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-225860
公開番号（公開出願番号）：特開平10-053828
出願日： 1996年08月08日
公開日（公表日）： 1998年02月24日
要約：

【要約】【課題】 耐食性およびクラッド圧延性に優れた熱交換器用アルミニウム合金クラッド材を提供する。当該クラッド材は、自動車用アルミニウム合金製熱交換器の流体通路構成材として適し、ドロンカップ型熱交換器のコアプレート材としてとくに好適に使用できる。【解決手段】 芯材の片面に中間材をクラッドし、中間材と芯材の他の面にAl-Si-Mg系のろう材をクラッドした4層クラッド材であって、芯材は、Mn:0.5〜1.6 %、Cu:0.15 〜0.35%、Mg:0.05 〜0.50%、Ti:0.06 〜0.30%を含有し、残部Alおよび不可避的不純物からなるアルミニウム合金で構成され、中間材は、Mn:0.5〜1.2 %を含有し、必要に応じてMg:0.05 〜1.2 %を含み、残部Alおよび不可避的不純物からなり、芯材の変形抵抗の70〜130 %の変形抵抗を備えたアルミニウム合金から構成され、4層クラッド材中の中間材の厚さを30〜150 μm とする。

請求項（抜粋）：

芯材の片面に中間材をクラッドし、中間材と芯材の他の面にAl-Si-Mg系のろう材をクラッドしたアルミニウム合金の4層クラッド材であって、芯材は、Mn:0.5〜1.6 %(重量%、以下同じ)、Cu:0.15 〜0.35%、Mg:0.05 〜0.50%、Ti:0.06 〜0.30%を含有し、残部アルミニウムおよび不可避的不純物からなるアルミニウム合金で構成され、中間材は、Mn:0.5〜1.2 %を含有し、残部アルミニウムおよび不可避的不純物からなり、芯材の変形抵抗の70〜130 %の変形抵抗を有するアルミニウム合金で構成され、4層クラッド材中における中間材の厚さが30〜150 μm であることを特徴とする耐食性およびクラッド圧延性に優れた熱交換器用アルミニウム合金クラッド材。

IPC (5件)：

C22C 21/00 ,  B23K 1/00 ,  B23K 1/19 ,  B32B 15/01 ,  F28F 21/08

FI (5件)：

C22C 21/00 J ,  B23K 1/00 S ,  B23K 1/19 F ,  B32B 15/01 F ,  F28F 21/08 D