特許
J-GLOBAL ID:200903059016184837

におい測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-330748
公開番号(公開出願番号):特開2000-155106
出願日: 1998年11月20日
公開日(公表日): 2000年06月06日
要約:
【要約】【課題】 未知サンプルのにおいに似たにおいをすばやく、かつ正確に合成する。【解決手段】 におい合成部10により、におい成分濃度調製機構6を制御し、複数種の標準サンプルを捕集部4に順々に続けて送ってにおい成分を捕集部4に捕集した後、それらのにおい成分を捕集部4から脱離させて複数種の標準サンプルのにおい成分を含む混合においガスをセンサ部2に送る。表示部12により、その信号処理結果と未知サンプルの信号処理結果を表示する。その表示に基づいて、オペレータにより、標準サンプルの適当な混合比率及び濃度を算出してにおい合成部10に入力し、各標準サンプルの捕集時の流量及び時間をそれぞれ変更して捕集部4に順々に続けて送り、適当な濃度の混合においガスを調製し、センサ部2に送る。このような動作を、未知サンプル及び混合においガスの信号処理結果が近似するまで繰り返すことにより、未知サンプルのにおいに似たにおいを合成する。
請求項(抜粋):
におい成分に対する応答特性の異なる複数個のガスセンサを設けたセンサ部と、吸着剤を備えた捕集部にガス中に含まれるにおい成分を捕集してそのにおい成分を濃縮又は希釈してセンサ部に供給するにおい成分濃度調製機構と、ガスセンサによるガス検出時の検出信号と測定の基準となるゼロガス検出時の検出信号からガスの定性又は定量を行なう信号処理部とを備えたにおい測定装置において、前記におい成分濃度調製機構を制御して、複数種の標準サンプルに含まれるにおい成分を標準サンプルごとに吸着比率を制御して前記捕集部に順々に続けて捕集した後、それらのにおい成分を捕集部から脱離させ、におい成分を含まない希釈ガスを供給してそれらのにおい成分を含む混合においガスを適当な濃度で合成し、前記検出部に供給するにおい合成部と、前記信号処理部による前記混合においガス検出時の信号処理結果と未知サンプルガス検出時の信号処理結果とを表示する表示部と、を備えたことを特徴とするにおい測定装置。
IPC (4件):
G01N 27/12 ,  G01N 1/00 101 ,  G01N 1/00 102 ,  G01N 1/22
FI (4件):
G01N 27/12 A ,  G01N 1/00 101 R ,  G01N 1/00 102 D ,  G01N 1/22 L
Fターム (5件):
2G046AA01 ,  2G046CA02 ,  2G046DC13 ,  2G046EB01 ,  2G046EB06

前のページに戻る