特許
J-GLOBAL ID:200903059020367547

射出成形品の外観不良評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-282746
公開番号(公開出願番号):特開平6-126798
出願日: 1992年10月21日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 科学的計算に基づいたメラ発生の定量的な評価を可能とした射出成形品の外観不良評価方法を提供する。【構成】射出成形品の充填解析、保圧流動解析、樹脂冷却解析を順次行って、射出成形プロセス中の成形材料の温度変化、圧力、比容積変化を計算し、この計算結果に基づいて成形品の型内離型時若しくは取り出し時の温度分布を算出し、この算出した分布温度から外気温度になるまでの熱収縮分及び結晶化領域における結晶化速度を考慮した結晶収縮分を累積して前記射出成形品の端部における内面側と外面側の収縮量評価指標値(M内,M外)を算出し、この内面側及び外面側の収縮量評価指標値(M内,M外)と予め設定された不良発生基準値(M0)及び収縮量評価基準値(a,b)とから外観不良の評価を行う。
請求項(抜粋):
射出成形品の充填解析、保圧流動解析、樹脂冷却解析を順次行って、射出成形プロセス中の成形材料の温度変化、圧力、比容積変化を計算し、この計算結果に基づいて成形品の型内離型時若しくは取り出し時の温度分布を算出し、この算出した分布温度から外気温度になるまでの熱収縮分及び結晶化領域における結晶化速度を考慮した結晶収縮分を累積して前記射出成形品の端部における内面側と外面側の収縮量評価指標値を算出し、この内面側及び外面側の収縮量評価指標値と予め設定された不良発生基準値及び収縮量評価基準値とから外観不良の評価を行うことを特徴とする射出成形品の外観不良評価方法。

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