特許
J-GLOBAL ID:200903059022468146

ロータリー圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津田 直久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-109939
公開番号(公開出願番号):特開平5-306691
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 ブレード6を揺動式にしてローラ3の外周部を介したガス漏れを低減しながら、ブレード6と揺動体8の受入溝7との間の隙間を介したガス漏れ並びにこの漏れガスの再膨張を低減し、容積効率を良好に向上させる。【構成】 ブレード6の長さ及び揺動体8の半径を、ローラ3が上死点に位置されて圧縮行程が終了し、ブレード6の先端部が受入溝7の最深部に突入するときであっても、ブレード6の先端部が揺動体8の回転中心Oを越えない関係に設定し、圧縮行程の進行に伴うローラ3及びブレード6の変位に拘らず、ブレード6と受入溝7とを、ブレード右先端部eと溝左端部gとを介して互いに突っ張り合わせ、エッヂ接触状態を保って、圧縮室5を吸入室4に対して良好にシールすると共に、圧縮室5から受入溝7の底部に高圧ガスが流入するのを抑制して、この受入溝7の底部に溜る残留ガスが再膨張するのを防止した。
請求項(抜粋):
シリンダ室1をもつシリンダ2と、前記シリンダ室1の内部に公転するローラ3と、該ローラ3の外周部に突設し、前記シリンダ室1の内部を吸入室4と圧縮室5とに区画するブレード6と、該ブレード6の突出先端側を進退自由に受入れる受入溝7をもち且つ前記シリンダ室1の径方向外方部位に回転自由に支持する揺動体8とを備えたロータリー圧縮機であって、前記ブレード6の長さ及び揺動体8の半径を、前記ブレード6の先端部が前記受入溝7の最深部に突入したとき、前記ブレード6の先端部が前記揺動体8の回転中心を越えない関係に設定していることを特徴とするロータリー圧縮機。

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